2012/05/18の3
田んぼで撮影していたら

この前、いっぱい卵が産みつけられていた田んぼは、周囲より少し遅めの代掻き中だった。

じっとこっちを見ているトウキョウダルマガエル

このシュレーゲルアオガエルの卵はもうダメだろう。孵化する前にこれだけ壊れると難しい

正面から。レンズを見据えている

何してるんだこいつ……という顔

これから田植え。この田んぼは周囲よりちょっと遅い
畦にかがんで写真を撮っていたら、田んぼの持ち主だろうか、軽トラックがゆっくり通り過ぎてからUターンしてきた。
運転席からおっちゃんがじろっと見ている。
ああ、そこに入るなとか言われるなあと身構えていると、
「何してんの?」
「カエルの写真を撮ってます」
「ふん」
ほとんど声にならないような相づち?を残して、軽トラは無言で去っていった。
川内村では、ジョンと畦道を散歩していると、何度か「そこを歩くな」と言われた。僕のことをよそ者と認識している人と、隣人と認識している人がいて、まあ、こちらは「入るな」「歩くな」と言われたときは素直に「はい、すみません」と従っていた。
大工の棟梁には「田舎では、ここは自分の土地だから歩くな、なんていうのは通用しない。誰がどこを通ろうがあたりまえのこと」と聞かされていたものだが、よほど嫌われているのだなあと思ったものだ。
カメラをぶら下げたおっさんが新しい土地に溶け込むのはなかなか難しい。まあ、徐々に認知されていくといいのだが。
「ああ、あの人ね。緑のステッカーつけた黒い自転車に乗って、カエルと狛犬の写真撮っている変な男だろ。悪さはしないみたいだから放っておけばいい」
……というような認知のされ方がいちばんいいのだが、うまくいくかしら。
雨は大丈夫そうかな、と思いつつ、帰路。

箱の森へ抜けるいつもの山道。杉林のせいで年中暗い

こないだから近所にログハウスが建ち始めている。別荘を今から建てる人もいるのかしらね。
これは相当高そうだ。
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