2012/11/02

日光市総合支所

E-Taxで毎年確定申告をしていたのだが、担当の助手さんが、もうあの便利さを変える気にはなれないというので、日光市の住基カードを作るために日光市総合支所というところに行った。
住基ネットには一時ずいぶん議論があった。
今では拒否しているのは矢祭町くらいなのだろうか?
しかし、情報を握られているという意味では、GoogleとかMicrosoftとかFacebookとかのほうがよほど気味が悪い。どっちにしろ、個人情報なんて、徹底的に握られているのが現代社会だろうな。

日光道を日光ICまで走る。山が色づき始めているのが遠くからでも分かる。

日光の市街地というか昔の市中から見る連山


ご飯を食べる場所を探してここに寄ってみた。食堂すゞき という古そうなお店


レトロ


普通のメニューの他に、こんなメニューがあった。思いきってトンテキセットを頼んでみた


店内は細長いカウンター席と狭いテーブル席


古い暖簾が店の歴史を語っている


助手さんが頼んだパスタ


かなり待たされた末に出てきたトンテキセット


安国屋はこれより分厚くて安いのだが、さて味は?


うまい


ランチセットのデザートがこんなにいっぱい出てきた。1人前

よいのだけれど、やっぱり観光地価格に近いのかなあ、とも思う。鹿沼や大沢あたりのお店だと、もう少し安いような気がする。日光の旧市街で食事をとることは今後ほとんどないだろうから、今日はちょっと贅沢をしてみた感じかな。

……で、日光市総合支所に到着。うっかり前を通り過ぎてUターンしてきた。
少し引っ込んだ高台にある。「旧大名ホテル」ということで、古い建物をそのまま使っているらしい。
へえ~。

この坂を登ると


ある


横から見たところ


紅葉真っ盛り

⇒ここ に詳しくプロフィールが出ていた。
明治38年(1905年)の着工で、竣工が大正8年(1919年)。
//古美術骨董商として財をなした小林庄一郎氏が、日光を訪れる外国人観光客用のリゾート施設「大名ホテル」として建設した帝冠様式の木造4階建てのこの建物は、15年の歳月と35万円という建築費を費やしてようやく完成した。
建材に米松を用いた和洋折衷の入母屋造りの堂々とした貫禄を持ち、日光御用邸が開かれた大正時代には国内外の要人の交歓・社交の場として発展した日光において、金谷ホテルに次ぐ大規模な施設となった筈だが、ホテルとして営業されたという記録が残っていないため詳細が不明である。
昭和18年には日光精銅所(古河電工)に売却され職員アパートとして使用された時期もあるが、戦後は進駐軍の接収に遭い、昭和27年には古河電工を通じて日光町に寄付され、現在は市役所の出張所として使用されている。
//


……だそうだ。
国の登録有形文化財指定を受けているという、すごい建物だったのだ。知らんかった。日光、なかなか侮れず。


入り口


入ると各種窓口が並んでいるが、寒いからか窓をピッタリ閉じている


反対側に「待合室」というのがあって、書類への記入などはここでする


奥のほう。「パスポート」と水道料金受付が同じ場所


2階へ続く階段


途中で折れ曲がっている。この木の階段ももしかして明治に竣工したときのものなのだろうか?
カードを作るのに20分かかるというので、その間、3階にあるという資料室を見ることにした。
木の階段を上がっていくと……。

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