2012/12/07
投票のジレンマ
毎日新聞社が作った
「えらぼーと」という面白いページがある。各政党の立候補者と同じアンケートに答えて、どの政党の候補者と「一致度」が高いかをみるというもの。
やってみたら↑こんな結果↓になった。

「一致度」(あくまでもこのアンケートに用意された質問項目への回答のみの)がいちばん高いのは新党日本だそうだが、これは事実上田中康夫氏の一人政党みたいなものだから、投票しようがない。
ちなみにここの選挙区に立候補しているのは、民主党、自民党、みんなの党、日本共産党の4人のみ。
死に票を承知の上で意志を表明すべきか、当選可能性のある候補者の中でいちばんまともそうなのを選ぶべきか、苦渋の決断を迫られているなう。
……そんなとき、三陸沖で地震。ここもそうとう揺れた。
だらけた日本に自然がカツを入れているように思える。もう忘れたのか? と。
原子力の是非はエネルギー問題や経済問題ではない。本質は廃棄物の問題であり、その結果としての人権問題、未来への犯罪を正当化するかどうかという問題。
3.11以後、多くの人が原子力の最大の問題は「廃棄物」なのだと認識したことはよかった。
トイレのないマンションにクソを溜め続けていいのかという問題に解答できないまま、経済問題だのエネルギー問題にすり替えている人たちに政治をやらせてはいけない……という認識があれば、選挙の結果は、マスコミの予想とは大きく違ってくるはずなんだがなあ。

地震が起きるとすぐに確認するふくいちライブカメラ↑ どうやら電気はついているな
常用している眼鏡が壊れた。
子供のとき、泥の付いた鎌が左目に刺さったときの古傷が年齢と共にほどけて?きていて、紫外線が禁物。だから外に出るときは調光レンズ(紫外線が当たると色が付く)の眼鏡をかけているのだが、これがぽっきり折れてしまった。
左のレンズに傷がついたままだったので、まあ、交換のタイミングだろうということで鹿沼の眼鏡市場へ。
ついでにコンピュータ用の眼鏡も新調して(近々両用レンズ、青い光カット機能つきというやつ)、助手さんも老眼用の近々両用をひとつ新調して合計3つ。痛い出費だが、身体に関係するものはケチるとよろしくないからね。靴とかね。
若いときは980円の革靴を履きつぶしたりしていたものだけれど、今は、靴は1万円くらいまでは仕方がないなあと思って、ちゃんとしたのを買うようにしている。
リーボックが合っている感じなのだが、あれ、高いのよね。値引きしないし。
眼鏡市場はとてもていねいな店だった。レンズの品揃えが豊富なのが感心。
出来上がりは来週とのこと。
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第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
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