2013/04/02
山泉楼本店(日光市今市)
今市の役所に行く用事があったので、ついでにモロさんに教えてもらった山泉楼という中華料理屋でランチ。
下今市駅のそばなのだが、周囲が住宅に囲まれていて見えず、進入路も狭いので、ものすごく分かりにくい場所にある。
建物は竜宮城風。なんか、秘密の路地を抜けるとそこは怪しい歓楽地だった……というような感覚。
隣接してとんかつ屋さんもあり、そこも美味だから一度食べてみたほうがいいとのこと。
駐車場に入ってからも、どっちにしようかな~と迷ったのだが、とんかつは高そうだし、今日は中華のほうを選ぶことにした。

隣りに「かつ泉」というとんかつ屋さんもある。同系列の経営か?

ものすごい迫力の外観。高くないと聞かされていなければびびったかもしれない

中はこんな感じ

テーブルに着いたら、店員さんがいきなりど~~んとでかいメニューを屏風のように広げて置いていった

いちばん安そうな、このランチメニューにすんなり決定
五目湯麺とレタス入り炒飯のセット。飲み物付きで998円

ほどなく五目湯麺が運ばれてきた。スープがとてもいい味

遅れて炒飯。これが実に美味。炒飯がうまい、というのは久しぶり。たいていべちょべちょなんだよね

珈琲もついて998円(税込)は安い。量が多すぎないのも助かる

こちらはコース料理のメニュー。横浜中華街なんかで食ったら一桁違う金額になりそうだ。
店構えがごついので、中身を知らないと、気軽にランチを食べに入るという気にはならないかもしれない。
麺類やご飯類の単品メニューも高くないし、今市に出たときは気軽に入ってみようかなと思った。
香味鮮は味より量で勝負しているお店だったので、年寄りになった僕には向いていないが、ここ、山泉楼は普通に中華が楽しめる穴場だな。
炒飯なんかは、おいしいと思うのは最初の一口二口だから、ハーフサイズで十分なのだよね。量を減らして味を上げてほしいのだけれど、たいていのラーメン屋さんで出てくる炒飯セットはどかんと盛ってあって、しかもべちゃべちゃ、味は大雑把。身体に悪そう~~という感じ。
今日の炒飯は量も味もちょうどよかった。
湯麺のスープも味わいが深くて、これで998円なら大満足。
それにしても、今の時代、商売はどんどん厳しくなっている。
食べ物屋に入ると、味がどうのというよりも、食材の仕入れコストとか、これで儲けはどれだけ出るのだろうかとか、やっていけるのかな、といったことを考えてしまう。
店の経営者はぎりぎりの勝負をしなければいけないが、そのぎりぎりぶりが客に伝わってしまうと、おいしい食事を楽しむ雰囲気ではなくなって、なんか生活感ばかり出てしまう。
厳しい時代になってきたけれど、その中で工夫して、楽しみを見つけていくしかないね。
ちなみに、日光市は面積1,449.87km2に人口約8万7000人。人口密度 60人/km2
鹿沼市は面積490.62km2に人口約10万1000人。人口密度 206人/km2
小学生になったときから長い間住んでいた川崎市は、面積 142.70km2で人口約144万人。人口密度 10,090人/km2
人口密度は川崎市と日光市では3桁違うのだが、食事のできる店の豊富さ、楽しさは、こちらのほうがはるかに上だと感じる。暮らしやすさも格段にこちらのほうが上。
これからは、地方都市でそこそこ楽しく生きていくというスタイルが見直されていくのではないかな。
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