2013/07/29
天王寺周辺の狛犬(7) 河堀稲生神社
河堀稲生と書いて「こぼれいなり」と読むらしい。
ここには3対いた。
まずは正面入り口の大きな浪花狛犬。
団扇尾の真ん中が巻き貝みたい
字が素晴らしすぎて最初読めなかったが、「己未」は安政6(1859)年
石工名も刻まれているが、新川 石工 小西……庄?……
山口県の宇部新川に有限会社小西石造というのがあるらしいが、違うよねえ……
阿像の耳はやや立っているようだ
杭全型と違って、思いきり口を開けている
この境内にもネコ
境内横にも浪花狛犬
摩耗が進んでいる
台座読めない……
吽像は割れている
こちらの台座は天明7(1787)と読める。そんなに古いようにも見えないが……そうなのか……
吽像の顔
阿像の顔。古いと言われれば古そうだが……
吽像は角がもげたらしい
拝殿横の一対。阿像は顎が落ちている
脚も大破しているから、おそらく台座から落ちたのだろう
吽像はほぼ無事
浪花狛犬の顔だが、比較的新しい感じ
尾も上方向に盛っている
いくらなんでもこれだけ浪花狛犬の顔を見続けていると飽きるが、若いときほどではない。
30代くらいのときは、浪花狛犬に興味が持てなかった。でも、今は細かい差を見つけて、へえ~と感じたり、楽しみ方が増えたのかもしれない。
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