2013/07/28

西成ライブ

続いて、京都・西明寺の阿育王石柱の巻にしようと思っていたのだが、あまりにも狛犬が続いたので、ここで本来のお仕事である28日の西成トーク&ライブの模様をまとめておきましょ。

実は、西成で居酒屋をやっている尾崎さんという女性から、2012年の1月に「たくきさんをお呼びする際は経費はどれ位でしょうか?」というメールをいただいた。
日光←→大阪 はおよそ700km。
今回、乗換案内で調べたら、

発着時間:08:29発 → 13:52着
所要時間:5時間23分
乗車時間:4時間24分
乗換回数:5回
総額:18,720円
距離:706.2km

と出た。
交通費だけで往復4万円近い。それに宿泊代とか入れれば5万はかかってしまう。ざっくばらんにそう伝えた。
西成(今は「あいりん地区」と呼ばれている、東京で言えば旧・山谷のような場所。大阪の人は普通は近づかない)で、ボランティアで……となれば、やはり経費関係は大きなネックになる。
結局そのままになって1年半経過。すっかり忘れていた。

で、今年になってから、今度は大阪市大で講演をしてもらえないかという話が来た。
これは、大阪市大の水谷准教授(工学部)が僕の小説の熱烈なファンだった(なにせ本になっていない『呪禁』がいちばん好きだと言って、学生たちにファイルで読ませたりしているほどのコアな愛読者。ありがたいこってす)が企画したもので、「交通費とか出るなら行きますよ~」ということで、大阪市大の一日非常勤講師として行くことが決まった。
一人でも多くの人に聴いてもらいたい、との水谷さんの配慮で、一般聴講も可能に。それをネット上で告知したところ、狛犬ファンであるマキさんが久々にメールをくれた。
せっかく大阪まで来るなら、もう少し日程を延長してトーク&ライブをやれませんか、と。
マキさんは大阪で介護やニート支援(「ニート引越センター」というのをやって、無職の人に職や住み処の斡旋、引っ越しなどの生活支援などをしているらしい)をしている、「変な人仲間」(……と、僕に言われたくないだろうが……)。
なんと、尾崎さんとも知り合いらしくて「はなママとも相談してセッティングします」とのこと。
マキさんとは「日本参道狛犬研究会(こまけん)」で一緒になったり、浅草のウンコビルで彼が主催した「コマイヌライブ」なる奇妙なイベントにゲストで呼ばれたりで、今まで2度ほど会っている。
⇒こちら や ⇒こちら 参照

そんなわけで、28日日曜日に西成のボランティア活動の拠点でもある「釜ヶ崎ふるさとの家」を借りてトーク&ライブが実現したという次第。


12時半にマキさんが軽ワゴン(ニート引越センターの車)で迎えにきてくれて、そのままふるさとの家へ。準備開始


コマイナーズの前座演奏から
ベース弾いているのが作曲のマキさん、歌っているのが作詞の浜村不純氏。いつもと立ち位置逆だったとか


相変わらずシュールなコマイナーズ


↑これはいい曲だな。ちゃんとレコーディングして残したいね




予定の時間をオーバーしたトークの後、ライブに。1曲目はこれ↑


Two Note Waltz


これもやった


地元の助っ人ミュージシャン二人と一緒に



こんな感じで無事終了。
この後、場所を尾崎さんが経営する居酒屋「集い処 はな」(ションベン横町の居酒屋、と言ったほうが地元では通じる?)に移動して打ち上げ&ライブ&セッションの続き。
打ち上げは楽しかった。次のページで。



♪♪
↑今日の一曲
『So Far Away』(たくき よしみつ・歌)
(クリックした先で試聴できます)



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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にフジフィルムXF1、X-S1 でも撮っています


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