2013/11/30 の3
川内村へ
ゑびす庵でお腹も満たせたし、川内村へ移動。
過去、何度か郡山JCTを通ったときは線量計がピーピー鳴ったのだが、今回は全然大したことなかった。だいぶ下がってきたようだ。
このまま1Fでさらなる大規模放射性物質漏れが起きない限りは、足下をしっかり見つめ直しながら、普通に暮らすことを進めていくべきだろう。
椏久里やゑびす庵を見た後だけに、その思いを強くした。
久しぶりの我が家へ。
池にはまだ水が少しずつ残っていた。冬で生き物はいないから(底のほうで冬眠しているのはいるかもしれないが)これはこれでいい。
しかし、来るたびに荒れていく感じが強まり、気持ちが萎える。

雨池の横でカメラを構えるTokoさん
その後、Tokoさんを旅館小松屋に送り届けて、晩飯を食う。
ご飯がおいしい。訊くと「川内でとれた新米」だという。ようやく!
うまいのでついつい3杯も食ってしまった。


小松屋さんのマスコットになったメイ↑ やたら人なつこい

小松屋さんの今晩の晩飯

メインは鴨鍋

川内村でようやく再開した稲作。久々の川内産新米をいただく
その後、僕は家に戻り、散らかり放題の部屋に布団を敷いて寝た。ここに泊まるのは2011年秋以来だから2年ぶりか。
家の中は0.2μSv/h以下になった。線量的にはもうどうこういうレベルではない。
ただ、線量の低下と反比例するかのように、人の生気や活力が低下しているように思える。
久々に会った近所の人たちは顔色が悪く、一気に老け込んだ感じ。誰それが死んだとか、そういう話題がいきなり出る。
除染で風景もどんどん変わってきた。
なんだかなあ……。

室内ではもう0.1μSv/h台しか示さない。我が家は除染を拒否したのだが、何もしなくてももう日光の家とほとんど変わらない
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