いろいろ感じるところあって、しばらく行っていなかったジャズジャムセッションに顔を出す。
26日のコンサートを手伝ってもらうことになったドラマーの縄田さんに挨拶しておかなくては、というのがいちばんの理由。
この夜は客がほとんどいなくて、常連の篠原さん、高比良さんくらいしかいなかった。
上の写真↑の後ろでベースを弾いているのは、途中から登場した栗田さんというベーシストで、うまい人だった。

26日のこともあるので、ギターでも何曲かやったのだが、モニターが全然聞こえてこない。ほんとに音出てる？　という感じで、自分の弾いている音がほとんど聞こえないので、すごくやりづらかった。
26日はなんとかしないといけないなあ。モニタースピーカーの角度がいけないのか……。

それにしても、みんな僕のEWIには否定的コメントしかくれない。「ギターのほうが100倍いい」とか言われて、相当凹む。
このところEWIさぼっているので、いいソロができていないのは確か。頭に鳴った音とちょっと違う音が出てしまい、それに合わせてまた……とやっていくと、頭で鳴っているアドリブとは違うメロディを吹いてしまう結果となる。

精進せねばなあ。

そんなわけで、少し撮ったやつもしばらくは嫌になって見なかったのだが、後日見てみたら、篠原さんのベースソロがえらく渋かった。
篠原さんは80代。僕が最初に会ったときは、脳梗塞で倒れた後、リハビリを始めていたときだった。
「ずっと手脚が満足に動かず、今も脚はちょっと怪しいし、目もあんまり見えないんだけれど、手は少しずつ感覚が戻ってきた」とおっしゃっていた。
その後は会うたびに眼光鋭くなり、ちょっとびびる。
「俺には時間が残されていない。今年死ぬかもしれない。だからここには遊びに来ているわけじゃない。毎回、これが最後かもしれないって思ってやってるんだから、真面目にやってくれ」と言われた人もいて、その話を聞いてからは僕もすごく緊張するようになった。
僕はあと20年も生きられるような気はしないのだが、もし生きられたとして、80過ぎて篠原さんのレベルで演奏していられる自信は……。う～～ん。ないなあ、やっぱり。
かっこいいなあ。篠原さん。

パソコンを買い換えろという脅迫が出てくるようになった。
これはMicrosoft社が無償提供しているウイルス監視ソフト　Security Essentials　の警告画面。
Security Essentialsは無償提供だし、使いやすいが、4月8日以降は新たにダウンロードしてインストールすることはできない。
Security Essentials自体の定義ファイル更新はさらに１年くらい続けるらしいが、毎日こういうアラートを見させられたのではうんざりだな。使えるとしても、アンインストールか……。

13日に日光市長と日光市議選挙がある。だいぶ前から騒がしい。
朝っぱらから戸別訪問。地元の有力者と一緒に回ってくる。戸別訪問の禁止って、田舎では「そんなのかんけえねえ」ってことらしい。
川内村でもそうだったなあ。近所の人が一緒に回ってくる。そういう選挙をしている限り、政策論争なんてできないんじゃないだろうか。

選挙カーは名前を連呼するだけ。合間に、抽象的なスローガンみたいなことを挟んでいるけれど、なんの意味もない。まったくオッパッピーな選挙風景だ。

どうやら選挙公報というものも回ってこないようなので、連日、ネットで候補者名を検索したりして、政策とプロフィールを読もうとしているのだが、全然見つからない。
ようやく候補者一覧のPDFを日光市のサイトで見つけたが、ほんとに候補者名一覧だけで、政策などが分かるわけじゃない。

びっくりしたのは、候補者30人のうち、WEBサイトのURLを記入している人が4割しかいないということ。
じゃあ、あなたたちは一体どうやって政策をアピールする気なの？　と訊きたくなる。
ネット選挙解禁（遅すぎる）というのも、田舎にはそんなのかんけ～ね～、なのか……。
仕方なく、このURLをいちいち手入力で入れてつないでいくと……ああ～、独自ドメインでもなくブログね、とか、肝心の情報がなんにも載っていないWEBページとかが多い。
結局、まともに情報発信を試みている候補者は数人で、内容を読むと、ああ、この人にしておこう、と必然的に決まる。 非常に簡単な消去法で、すんなり候補者を選ぶことができた。
でも、多分、落選するんだろうな。まともなことを訴える人ほど落ちるからなあ……。
……で、ここで、待てよ、市議選って定員何人？　と調べたら、日光市のサイトには書いてない。他のところに書いてあった。28人。
つまり、30人の候補者のうち、落ちるのは2人だけ。

ま、投票する先は決まったので、金曜日あたり、期日前投票に行くつもり。