2014/04/28
いざ、獏原人村へ
さて、いよいよ最大の難関、福島ロケへ。
軽ワゴンとショートボディハッチバックのプジョーで6人が片道200kmの移動。
予定より30分近く遅れて出発したら、高速に乗る前にいきなりトラブル発生。
ガソリンスタンドで右前輪の空気が抜けていると言われる。
見ると本当にぺしゃんこだ。
先日、スノータイヤから夏タイヤに履き替えたばかりで、そのときちゃんと空気圧を見ているから、これはもうパンクに間違いないと思って修理を依頼したのだが、いくらチェックしても穴が見つからない。
タイヤを外してプールに入れても分からない。
やむなくそのままエアだけ足して再出発。不安なスタートとなった。
それにしてもなんなんだろう。いたずらされるわけもないし……。

川内村に向かうときは必ずここで飯を食う。矢板北PA。手前の上河内SAより安くてうまい
肉が食えない or 食わないというUSスタッフを横目に、僕と北沢さんはしっかりスタミナ補給
肉だけでは不安で、おろしニンニクの容器からたっぷり取って足した。臭かっただろうな、車内

小野ICで、出た後右に行かなければならないところを左に行ってしまった。磐越道から降りたときの癖で

いつも買い物をしていた小野のヨークベニマルで食料を調達

川内村の家に到着。池は全部干上がっていた……ああ……

干上がった池のところどころに、日干し寸前のカエルの卵が……

こちらは雨池。ここもすっかり干上がっている。大量のアカガエルの卵が死滅寸前になっていた

すぐに沢からのパイプを復活させつつ、ポンプも使って注水開始。間に合うといいのだが

クリスはまたロボコップに変身準備
幸い、沢からのパイプは、何度か水を強制逆流させたところ、泥水をボコボコと吐きだして復活した。これで何日もつかなあ。
すべての池に水が入ったのを見届けて、家の中に残っていた食料と酒、そして倉庫からキーボードを出して積んで、バクへ出発。
途中、はつおさんが川縁でカワウを撮影しているのに遭遇したので、車を停めて挨拶した。
「ああ、よんくの……」
と言われ、「四駆じゃないですけど」と答えたのだが、四駆じゃなくて「4区」のことだった。
村を離れて2年半。こういう会話の中でもすでにズレが生じてしまっていることに気づかされる。
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSS、フジフィルムX-S1 などでも撮っています














音楽アルバム『ABUKUMA』
「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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ガバサク流が推すデジカメ オリンパスXZ-10 Stylus1 パナソニックLX7、ソニー NEX-5R
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