2014/07/04

甘いパンを食いたくなるとき

2日連続で魚肉ソーセージ炒めご飯を食っていたのだが、今朝はもうご飯が大さじ2杯分くらいしか残っていなかった。
気圧が低いせいなのかなんなのか、午後になって猛烈な鬱に襲われ、横になったまま動けなくなった。あれをしてもどうせ……だしなあ……みたいな。
その中でかすかにというか、唯一、心にわいてきたのが「甘いパンが食べたい」という衝動。弱い衝動だったけれど、動いたほうがいいと思って、雨の中、ブヴロンのパン小屋へ。
開いててよかった。
まったりおねえさんとその母親の笑顔に励まされ、イメージ通りの甘いパンをゲット。

珈琲とアーモンドのパン。アーモンドが効いていてうまか~
こういうときはなぜか珈琲もいつもよりうまく感じる。ほっ


写真だとあんまりおいしそうに見えないかもしれないが、うまかった。
他にイチジクと胡桃のラスク、平べったいクッキー、スイートポテトパン。
糖分補給して頭が回転し始めたので、なんとか打ち込みの続きにかかれた。
甘いパン1つで、人は鬱から脱出できるのだな。人間なんてそんなもの。ブヴロン母子のおかげで今日は助かった。ありがたいことだわ。

2014/07/05

大津屋

ご飯がついになくなったので、さて、一食分だけ炊いて、いつものように納豆、豆腐、インスタント味噌汁、鯖缶の組み合わせで食うか、それとも気分転換に外に行くか……で悩む。
雨なので涼風号MarkIIは無理だし、X90で……と玄関を出たら、雨が上がって空が明るくなっていた。で、ちょっと悩んで、涼風号MarkIIで出たら、小雨が降ってきて、数百メートルで引き返す。でも、また上がって……。
しばらく空を見上げていたが、結局また涼風号MarkIIで出発。
近所のAGダイニングを覗いたが、開いてない。まだ12時前だからかな。11時45分くらい。
では……と、例幣使街道が細くなるところ、板橋交差点そばにあるラーメン屋に向かう。前から、そこにラーメン屋があることは知っていたのだが、道から引っ込んでいて店そのものは見えないし、場所が中途半端に近いというか遠いので、入ったことはない。
いい機会だから確認しよう……と進むと、雨が強くなってきた。あ~あ、やっぱりやめときゃよかったか。

しっぽり濡れながらラーメン屋に到着。
車が一台停まっていたので、お客さんが一人は入っているだろうと思ったら、誰もいない。
店は玄関が開けっ放しで、中から大音量でテレビの音声が聞こえてくる。座敷席奥にあるらしいテレビがつけっぱなし。
でも、人がいない。
「こんちは~」と大声で何度も叫んだが、まったく誰も出てこない。
店の雰囲気も想像していたのとはだいぶ違う。なんか普通の農家というか……。
諦めて帰ろうとしたとき、奥の家からおばちゃんがレジ袋を下げて出てくるのが見えた。おばちゃんも気がついて、「すみません~」とか言いながら小走りに(ポーズだけだけど)やってきた。


こんな感じのお店


5分くらいして、諦めて帰ろうとした頃、ようやく奥の家から出てきたおばちゃん


メニュー。裏はご飯もの。カツ丼とか生姜焼きとか、よくある内容


12時半過ぎまでいたが、客は誰も来なかった


待つこと30分弱。ようやく厨房から湯気が出てきた


食べたのは野菜ラーメン。600円


なんとなく、頑固そうな親父さんがやっているラーメン屋というイメージでいたのだが、全然違った。
ラーメン屋というよりも、田舎の農家に帰省してお袋さんが何か食うものを作ってくれるのを待つ……みたいな感じかな。
このそばには蕎麦屋も一軒あるのだが、閉まっていることが多い。まだ入ったことはない。噂も聴いたことがない。
テレ東の旅番組で、U字工事がひたすら歩いて日光をめざすという地味なのやっていたとき、雨の中、その店に入って温かい蕎麦を食っていた。なんか他の蕎麦屋と違って、都会の郊外によくある「増田屋」とか「吉田屋」とか、そういう雰囲気に見えた。
例幣使街道沿いには、かつてレストランも2軒あったのだが、どちらも閉店して廃墟になっている。
そのうち一軒は、シェフが独立して田圃の中に店を出し、頑張っていたのだけれど病気で亡くなり、今は奥様がひとりでひっそりと店を続けているのだが、レストランというよりはカフェ。
このへん(うちのそばの例幣使街道沿い)は、車も立ち寄りづらいのだよね。道が狭い上に結構飛ばすし。
ラブホテルもあるのだが、入り口がほとんど分からない。地元の人でも見過ごしそう。
あ、テレ東で、変わり種ラブホテルの旅とかやらないかな。怪しいラブホ、どう見ても廃屋にしか見えないラブホを訪ね歩く旅。やれば絶対面白いんだがなあ。無理かなあ。経営者から撮影許可出ないか。
あと、牧場もあるのだが、立ち入り禁止になっていて、遠くからたまに牛が見えるか見えないか、という感じ。
いちばん流行っているのはJAの直売所かなあ。福田征子さんの大福は午前中早いうちに売り切れることが多い。
最近、大福の皮がちょっと柔らかくなった気がする。最初の頃のほうががっちりした食感で好きだった。





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