2014/09/06
ぎりぎり残った蛍の沢

今年は町内自治会の班長さんというのをやらされていて、回覧板とかなんやかやの配布物を配ったり、雑用が多い。
助手さんが「あなたが出ていくとすぐにお説教始めたりして問題起こすから……」と、集会などは主に助手さんが出ている。
今朝は町内の敬老慰労会みたいなのの招待状を宅配。といっても、4通くらいだったから楽。
この地域はもともとが農村で、日光市で唯一、町内に1つも信号機がない地域だと聞いたことがある。
そんな地域の端っこ、丘の上にいい加減な分譲地を開いて、売り尽くす前にデベロッパーは倒産。「住宅地の限界集落」なんて言う人もいるが、ここよりもっと寂れた分譲地はいっぱいある。
栃木県の空き家率は20%を超えているというから驚く。
それなのにまだどんどこ山をつぶして住宅を建てているこの国はおかしい。
配っている途中、近道をして空き地を横切ったら、銀メッキしたようなキノコが1本。
なんでしょね。

雨が降りだしたがすぐにやんだので復活の沢のチェックに。道の拡幅工事後、蛍の沢はぎりぎり残っていた

ここから

ここまで。十数メートルというところだろうか。この短い区間だけ土の底が残った
2600円のアンプと4500円のアンプ
倹約しなくては、と書いたばかりなのに、ついついアマゾンでポチしてしまった。
今使っている中国製のデジタルアンプ(Lepai 2020)より高音質だと書いている人がいたので、ほんとかなと。
Lepaiは安くてとてもいいのだが(なにせ送料込みで2600円!)、製品の品質ばらつきがあったり、余計なイコライザー回路がついていたりして、もっとシンプルに作ればいいのにとは思っていた。
この手のアンプにイコライザー回路はいらない。その分、音が汚れるわけだし、イコライザーをOFFにしてもイコライザー分、コンデンサーなどの部品代に負担がかかっているはず。
同じ中国製でも、今回ポチってしまったMUSEのは、内部の写真を見ると、Lepaiよりずいぶんていねいに組み立てているような印象。
出力は15W×2で、Lepaiの20W×2よりさらにしょぼいのだが、パソコンモニターの横に置いた小型スピーカーを鳴らすので出力は7WくらいでもOK。
まあ、駄目元というか、あんまり変わらないだろうなと思いつつ買った。なにせLepai 2020が相当コストパフォーマンスが高いので、それよりいい音というのは難しいだろうし、自分の耳が老化しているので、超高音域は聴き取れないだろうし……。
ところがびっくり。
Lepaiより明らかにいい! ベースはしっかり芯が出て弦の唸りまでよく聞こえるし、分離もしっかりしている。
だから、自分の演奏の粗が目立ってしまい、ゆったり聴けないということにも……。
小音量でモニターするのにうってつけ。
アマゾンのレビューを見ると、初期不良品も結構あるようなのでひやひやだったが、今のところ大丈夫そうだ。
先に買ったLepaiの2020 2台も、もう2年以上になるがなんでもない(うち1台はテレビにつないでいるので電源入れっぱなし)。
これはポチしてよかった。
しかし、安くて合理的なものが買えてよかったよかったと、単純に喜べない気持ちもある。
音響製品の価値観が崩壊するというかなんというか……。
重量級の高級アナログアンプというのはなんだったのだろうか。
高級アンプで名をはせた山水も、テープデッキの赤井も今はない。
物作りの職人魂とか、そういう浪漫のある世界は消えてしまったのかなあ。
今回のアンプ、何がひどいって、デザインがひどい。筐体はシンプルでいいのだが、ロゴマークのデザイン、型番のフォント……なぜそのフォントを選ぶかなあ……というひどさ。こんな書体使うくらいなら、それこそMSゴシックのほうがよっぽどマシ。製品の「顔」をデザインできない哀しさ。それって、中国だけじゃなくて、日本もダメダメだけどね。
左が2600円で買えるオーディオアンプ Lepai LP2020A。右は今回購入したMUSE M15 EX2

今までのLepaiと重ねてみたところ。Lepaiはカーオーディオ用の筐体を流用した感じがあったが……

中身の写真(販売店のサイトより拝借)。かなりしっかり作られている感じがする

裏側。スピーカー端子はバナナプラグ仕様で、同時にバナナプラグも注文したのだが、いらなかった
本日のオマケ
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSS、フジフィルムX-S1 などでも撮っています














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