「(原発ができると電源三法交付金がもらえるが)そのほかにもらうおカネはおたがいに詮索をせずにおこう。キミんとこはいくらもらったんだ、ボクんとこはこれだけもらったよ……裏金ですね、裏金!
まあ原子力発電所がくる、それなら三法のカネは、三法のカネとしてもらうけれども、そのほかにやはり地域の振興に対しての裏金をよこせ、というのが、それぞれの地域であるわけでございます。それをどれだけもらっているか、を言い出すと、これはもう、あそこはこれだけもらった、ここはこれだけだ、ということでエキサイトする。そうなると原子力発電所にしろ、電力会社にしろ、対応しきれんだろうから、これはおたがいにもう口外せず、自分は自分なりに、ひとつやっていこうじゃないか、と、こういうふうなことでございまして……。
たとえば敦賀の場合、敦賀二号機のカネが7年間で42億入ってくる。三法のカネが7年間で、それだけ入ってくる。それに『もんじゅ』でございますよと、出力は低いですが、その危険性……うん……いやまあ、"建設費"はかかりますので、建設費と比較検討しますと(入ってくるカネが)60数億円になろうか、と思っておるわけでございますが……」
「……まあ、そんなわけで、短大は建つわ、高校はできるわ、50億円で運動公園はできるわ、ねえ。火葬場はボツボツ私も歳になってきたから、これも今、あのカネで計画いたしておる、といったようなことで、そりゃまあもう、まったく棚ぼた式の町作りができるんじゃなかろうか、と、そういうことで私はみなさんに(原発を)お勧めしたい。これは(私は)信念をもっとる。信念!」
「え~、その代わりに百年経ってカタワが生まれてくるやら、50年後に生まれた子供が全部、カタワになるやら、それは分かりませんよ。分かりませんけど、今の段階ではおやりになったほうがよいのではなかろうか……。こういうふうに思っております。どうもありがとうございました」(会場大拍手)
![]() |
『Digital Wabi-Sabi ─As Easy As EWI』 Tanupackから久々の新譜! これはあなたが聴いたことのない種類の音楽かもしれない! 「メロディの価値」にとことんこだわり、手段としてはデジタルを使う。これが「デジタル・ワビサビ」だ ![]() ![]() ![]() |
![]() デジタル・ワビサビのすすめ 大人の文化を取り戻せ (講談社現代新書) |
デジタル・ワビサビのすすめ 大人の文化を取り戻せ (講談社現代新書) 760円+税 人間関係、音楽、写真、アート……デジタルで失った文化を、デジタルを使いつくし、楽しみつくすことで、取り戻す! スティーブ・ジョブズの魂、ジャック・ドーシーの哲学 ──共通するのは、日本発の「ワビサビ」の精神だった リタイア世代の「地域デビュー」にも大いなるヒントに ★New! 「現代新書カフェ」にロングインタビュー記事掲載 ![]() ![]() |
---|
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|
![]() |
![]() 7年間過ごした阿武隈に捧げる自選曲集。全曲リマスター。一部リミックス。新録音『カムナの調合』弾き語りバージョンも収録。 アマゾンMP3、iTunesストア、キメラなどから販売中。 ⇒こちらからどうぞ ⇒ライナーノートはこちら |
---|
![]() |
『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ) 『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言 第1章 あの日何が起きたのか 第2章 日本は放射能汚染国家になった 第3章 壊されたコミュニティ 第4章 原子力の正体 第5章 放射能より怖いもの 第6章 エネルギー問題の嘘と真実 第7章 3・11後の日本を生きる ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
---|
![]() |
『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ) ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。 第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか? 第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実 第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった 第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様 第5章 裸のフクシマ かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛 ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
---|