2015/01/21
Threshold:Whispers of Fukushima を見る
明日はタヌパック阿武隈の最終引き渡し。
午前中、ハウスクリーニングを頼んだ小野町の業者さんから電話があって、倉庫の中のゴミを全部撤去し終わったとのこと。これであとは、日光に運ぶ段ボール箱(20個近くまだ残っている)を運び出せばすべて終わる。
クロネコに電話して、明日の午後、集荷に来てもらえるか訊く。なんとか時間が合えば、明日のうちにすべて終わる。
昨日は風邪症状がひどくなって辛かったが、今日は少し回復。
Tokoさんから送られてきた映画『Threshold: Whispers of Fukushima』を見た。
19日に届いていたのだが、19日は1日中川内村往復でいなかったので、気づいたのは昨日。昨日は助手さんが雛人形展の当番日で横浜に行っていたので、一人でパソコンのモニターで見た。
今日は助手さんと一緒に改めてテレビの大きな画面で見る。
説明を極力省き、淡々と「つぶやき」や「演奏」(!)をつないでいくという手法。変わり種の音楽映画、という見方もできそうだ。時間を計ったわけではないが、映画全体の大半に生演奏の音が流れている。ブラスバンド、和太鼓、ロック、ボサノバ、ジャズ、フォーク……内容も様々。
弾き語りひとつとっても、僕はもちろん、大工の愛ちゃんやバク原人村のマサイさんも演奏し、歌っている。
山木屋太鼓の演奏シーンは圧巻。
こういう内容・手法で「フクシマ」を描いた映画はなかった。というか、実は「フクシマ」の映画ではない、のかもしれない。「フクシマ」が舞台とはなっているけれど、テーマは「原発事故」とか「故郷喪失」とか、そういうことではなく、生きるとはどういうことか、という根源的なものだと思う。
そして、人それぞれに「生きる」意味、生きがい、人生の目標が違う。だから、これが正しい、これは間違いだということは簡単に言えない。
映画全体を貫いている「主張」があるとしたら、そういうことだろう。
奇しくも、僕を含めたメインの出演者全員がその点では同じことを言っている。
日本で公開できるのはもう少し後になる。早くて今年の秋だろうか。
この映画、僕自身は日本以外の国々で広く見てほしいと願っている。
どんな評価が与えられるのか、とても興味がある。
★ドキュメンタリー映画『スレッショルド:福島のつぶやき』
↑監督挨拶&予告編その2(左下の▲再生アイコンをクリックすると再生されます)
●スタッフインタビューは⇒こちら
●プロジェクトの紹介サイトは⇒こちら
のぼみ~日記は主にオリンパスのXZ-10とStylus1で撮っています
XZ-10はすでに生産終了。もうすぐ新品での購入が難しくなります
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています














音楽アルバム『ABUKUMA』
「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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