2015/03/10
特製ギグパッカー

朝、夢うつつにひとつアイデアが浮かんで、なんとかそれを実行してみようと苦戦中。
メロディを書くときは、やはり頭に浮かんだメロディをそのまま五線紙に鉛筆で書いていくのがいちばん楽。
演奏するためにコードを後から探っていく。これがなかなかうまくいかない。
肘掛け付きの椅子に座ったままでもコードを確認できるように、ギグパッカーを久々に押入から出してきた。
これはクロサワ楽器が一時期オリジナル商品として作っていたもので、Martinのバックパッカーのパクリ商品。
トーカイ楽器だったかな、Martinのライセンス製造もしているという(不確か)愛知県あたりの?メーカーで作っていると、クロサワの生ギター売り場店長から聞いた。
うちにあるのはそれのナイロン弦モデルのシンプルなやつ。
購入後何年かして表板が割れてしまい、茶位幸信工房に頼んで表板をドイツ松に張り替えてもらった。オリジナルはマホガニーだった。
まだ茶位さんが生きているときで、「いくらでやってもらえます?」と訊いたら、「いくらでもいいよ。いい値でやってあげるよ」と言われ、迷った末に恐る恐る「1万円で……」と言ったら、すぐに「いいよ。それでやってやる」と。
面白い親方だったなあ、茶位さん。
茶位さんをモデルにした小説が『G線上の悪魔』で、あの小説は茶位さんとの交流がなければ生まれなかった。
もちろん出版後は茶位さんにさし上げた。「よくここまで書いてもらった」と喜んでいたっけ。そんなこともあったから、特製ギグパッカーが1万円でできたのかな。
二度と壊さないように、クロサワのカタログに載っていた専用ハードケースを買いに行ったら「あれ、在庫ないんですよ。売れないから作らなくなって。どうしてもというなら注文して作るので時間かかりますが……」と言われた。時間かかってもいいから作って、と頼んでようやくゲット。もしかすると、ギグパッカー本体よりこのハードケースのほうが稀少品かもしれない。

オーダーして作ってもらったハードケース

多分、ハードケースごと持っている人は少ない……

最上のドイツ松単板に張り替えてある

年号は書いてなかった

実はヘッドはキューピーの頭みたいなデザインだったのを、鋸でギコギコと切り落としてしまった。
旅行に持っていくとき、助手席で弾いていたのだが、ヘッドがドアガラスにぶつかって邪魔だったので、えいやっと切り落としたのだった。
切った後の処理がね。ちょっと磨きが雑ですね。

オリジナルはこんなヘッドだった。これは鉄弦モデル

「ロゼッタモデル」という装飾サウンドホールのやつもあった。悩んだけれど、音はシンプルな形のほうがいいというので……

これは元祖? Martinのバックパッカー。今でも売られているようだ
『G線上の悪魔』。カバーデザインが美しいので、古書が買えるならお勧め。Kindle 版もあるよ↑
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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています














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