私の知り合いに、大企業の仕事をやめていなかに移住した人が何人かいます。
収入という面では相当不利になるわけですが、その動機について彼らからよく聞くのは、自分がやっている仕事が世界平和に、また、持続可能にするのではなく、その正反対の方向にすすめていることに、がまんできなかったということです。
多くの人は、そのことをがまんして都会で働いています。
一人前の収入を得て、家族を養ったりまっとうな社会生活を営むためには、そのような個人的な感傷は横においておけ、というわけです。
そのような労働においてできてしまう心の空洞は、稼いだお金できれいな部屋に住んだり、おいしいものを食べたり海外旅行に行ったりすることで埋め合わせをすれば良いというわけです。
でもそういう人生は質の高い人生といえるでしょうか。
これまでいなかの親は子どもを都会の大学にやることが親のつとめと考えて、いっしょうけんめいお金をつぎこんで子どもを都会に出してやってきました。
野良仕事、山仕事で一生を終えるのではなく、都会のオフィスでスーツを着て働けと。
そうやって出してやった先の都会の大学が形骸化してしまっているとしたら、大金をつぎこんで子どもたちを進学させる必要があるでしょうか。
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