2015/05/18
風に揺れるフランスギク
この時期、毎年隣の空き地に咲くフランスギク。昼間と、日暮れに階段の踊り場窓から見下ろしたところ

アヤメとかフランスギクとか、いろいろタダで楽しめる。ずっと空き地のままだといいんだが

雨が降り出す前に復活の沢、コッソリープの草刈りをした

コッソリープの上に落ちた枝を取ろうと手を伸ばしたらサトアオがいた
枝をどけたかったのだけど、どうしましょ
別に枝が落ちていてどうこうじゃないので、今日はこのままにしておくことにした

草刈り後の復活の沢。刈ってもこの程度には草が残っているので生き物たちには問題なし

草刈り機をかついで家に帰ろうとして手を伸ばしたら……あ、ここにも

アマガエル
復活の沢のメンテはとても気を使う。
農家の人たちの「暗黙の協力」がないとできないし、住宅地(うちがある造成地)の人たちからは適当に無視されていたほうがいい。
町内会でどうのこうのと提案したときには面倒くさがられて、険悪なムードになった。
「生態系」という言葉を出しただけで声を荒らげて「人間は生態系を壊しながら生きているんだから、そんなことを言い出したら生活はできない」と言う人もいた。
水路や排水の問題はデリケートなんだから、下手に問題を表面化させて金がかかるようなことになったら困る、という人もいた。
以後はずっとひとりでやっている。
住宅地の下水排水路の最後はこの復活の沢の途中につながっていて、その結合部分のマスが長年放置されていたために大きく壊れ、ヘドロ状になった排水が前の田んぼのほうにまで流れ出していたのを見つけたのがきっかけだった。
マスの決壊はとても人力では修復不可能だったので、溜まったヘドロをスコップで取り除き、前後のもともとあった沢を復活させて、それ以上田んぼ側に迷惑をかけないようにした。
しかし、沢の入り口は途絶えていて、水が流れ込んでこない。よく見ると、用水路(U字溝)から水が分岐して流せるように取水口が取り付けられていたので、渡辺建築工房さんが水路管理している農家にお願いして、水を流してくれるようにした。
でも、農家ではない住民が水路管理をするのは無理だと思っている農家のおじいさんとかが、何度も蓋を閉めてしまったり、もともとの川からの取水口を閉鎖してしまったりして、そのたびに様子をうかがいながら、なんとか一年中ちょっとでも水が流れる状態に保持できないかと努力してきた。
今は僕一人でやっている。農家のおじいさんとは顔を合わせるたびに挨拶して、立ち話をして、カエルの話をうざがられない程度に混ぜて……。
田んぼに水を入れているこの時期はいちばん気を使う。
1cmくらい隙間を開けて、水をちょろちょろと分けてもらう形にしているのだが、そこに葉っぱが1枚挟まっただけで水が流れ込まなくなり、たちまち沢が干上がる。
コッソリープ1号(土で形作っただけの小さな潟)は3回干上がらせてしまった。プランターを埋めた2号、3号はシェルターになって、今もオタマが中で育っている。
コッソリープを作った場所は、ちょうど農家の土地ではなくて、住宅造成地のいちばん端にあたる。不在地主の土地で、住宅地の住民の土地でもなければ、農家の土地でもない。しかもここまで降りてこなければ分からない場所だから都合がいい。農家の人もここに気づいていないだろうし、ましてや住宅地の人たちは知らない。
この復活の沢の入り口から下水が連結されているところまでの区間にだけ、ツチガエルとニホンアカガエルが生息しているのだが、今年はまだツチガエルを1匹も見ていない。とても気になる。

家に戻って草刈り機をしまっていたら、モッコウバラが咲いているのに気づいた

白ではなかったんだな、このモッコウバラは

家の前の田んぼに群がる鴉
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