アマゾンに頼んだプジョー用のバッテリーが届いた。
外車用のバッテリーは快調だったのが突然に死ぬことが多いと言う。
幸か不幸か、プジョーではまだ一度もバッテリー上がりは経験していない。それよりやっかりなトラブルは何度もあったけれど。
感じとしては、車検2回(4年)無交換だとちょっと不安。でも、2年で交換するのはもったいない。
前々回(5年前)は、川崎市のいつもみてもらっている個人経営の修理屋さんに車検と一緒に頼んだ。
「おたくで取り寄せるバッテリーのブランドは?」と訊いたら「新神戸」と言っていた。日立?
2万円くらいしただろうか。高いなあと思ったが、まあ、いいか……と。
プジョー307はバッテリーがプラスチックのカバーですっぽり覆われているので、自分で交換しないと、交換したんだかしてないんだか、どんなバッテリーに交換したんだか分からない。カバーを外すためには端子を外して、ぎゅうぎゅうになっているカバーを折り曲げんばかりに強引に引き外さないといけないので、そのとき以来、バッテリーを見ていなかった。
それから3年経って、車検の前に自分で交換することにした。そのとき、間違えるといけないので、面倒だがカバーを外して見たら、新神戸ではなくEXIDEという海外のメーカーのだった。
話が違うじゃん。そもそも新神戸(日立化成)では外車用のバッテリー作っていないのでは?
で、そのときは確かネット検索してプジョー307に適合するバッテリーを取り寄せたのだが、同じEXIDEだった。
日産の純正としても指定されているPITWORK ブランドで、EP348というやつ。50Ahで始動電流450A。
大体2万円前後で売られているもののようなので、適正価格ではあったのだと思う。
で、前回通販で購入したのは
EXIDE EPX50
というやつで、50Ahで始動電流450A。同じ性能。どちらもトラブルはなく、安心して使えた。
今回はEXIDEというメーカーは分かっていたので、ネットで再検索し、2000CCの307に適合するやつでいちばん性能のよさそうなやつ(EA640という型番で、64Ah、始動電流640A)を頼んだ。
ところが、届いたのを今までのと並べてみたら、明らかに一回りでかいではないか。あれ? 間違えたのか? でも適応表で確認したよなあ……。
恐る恐る積んでみたらちゃんと収まった。
今まで積んでいたのをEPX62だと思っていたら1つ下のEPX50だったのだった。
本当はどっちが正解なのかよく分からない。307の後期型から一回り大きいやつになっているのかもしれない。まあ、取り付けられたのだからいいや。パワーも余裕だし。
欧州車のバッテリーはバッテリーの下を金具で留める方式。307は一か所のみ。ビス1本。不安になるほど簡単。
あっさり取り付けは終わったのだが、取り付けた後、バッテリー下部についている黒いプラスチックのスペーサー?のようなものが目に入って気になった。
これはもしかして高さ調整用のもの? バッテリーが一回り大きくなった分、ビスが浅く入っている感じがする。
ということは、これ、取っちゃったほうがいいんじゃないのかしら……。
というわけで、一度取り付けた留め金を外して、黒いスペーサーを外してからまた取り付けた。スペーサーがなくなった分、取り付け金具がまっすぐに接触し、ビスも深く穴に入った感じ。これでいいのかなあ……。
もうひとつの問題は、どう頑張ってもバッテリーカバーがつかないこと。もともとギッチギチで、外すのも大変だったのだが、バッテリーが一回り大きくなったことでますます隙間がなくなり、一部切り取りでもしない限り入りそうもない。
……ん~、これもいらないんじゃないの? これがあるばっかりに、バッテリーが見えず、メンテもしづらいわけだし。
冬場、少しでもバッテリーが冷え込むのを防ぐ目的なのか、エンジンルームを見たときに見栄えがいいようになのか……。
とにかくつかないんだからしょうがない。これはつけるのやめましょ。
……という程度の悩みが生じたものの、作業はすんなり終了。
エンジンをかけて、リセットされた時計や日付を再設定。これで次の次の車検まではOKかな。
箱の送り状の下に、着払いで廃棄バッテリーを受け付けるための送り状が貼り込まれていた。そういえば、「廃棄バッテリー回収券付き」と書いてあったっけ。これのことなのか。
送り状はカンガルー便。西濃運輸に引き取り依頼をする。廃棄は完全放電してしまっている前の前のやつを出す。
良心的な店だ。いい買い物だったな。