のぼみ~日記 2015

2015/06/30

X-90の車検なんとか終了


朝10時にたぬちゃんの遠吠え(ケータイの着信音)で起こされた。
エディからで、X-90の車検が通らなかったという。LEDのヘッドライトが光軸が定まらず、こんなんじゃダメだとはねられたそうだ。
今までのカースタジアムは民間車検場だったので、そのへんはうまくやってくれていたのだろう。
一度戻ってきてしまったらしい。二度手間をかけさせて悪いことをした。
前につけていたハロゲン球がトランクに入っていると告げて、またちょっと寝る。

夕方、完了したのでこれから持っていくと電話があった。
涼風号MarkIIも見てもらおうと用意して待つ。

結局、前につけていたハロゲン球に交換してもう一度行ってきたそうだ。スペアとしてトランクに入れてあった球は左右色も明るさも違うやつで、検査係は変な顔をしていたらしいが、二度もはねるのは可愛そうだと思ったのか、通してくれたそうだ。

請求された金額は最初に言っていたとおりで、高くはない。二往復させてしまって悪かったなあ。

涼風号MarkIIと予備のタイヤを見せて、これを後輪に付け替える作業を頼むといくらか訊いてみた。2500円だという。そのうち頼むことになるだろう。

工場まで今度は僕がエディを送っていく。
「ジャガイモでも持っていくか?」と言うので、ありがたくいただくことにした。
工場の奥には畑がある。そこで猛然と芋掘りを始めるエディ。すごい数掘り起こしているので、心配になって「これ全部? まさかそんなにはいらないから。もう十分だから」と言ったが「どうせ食い切れないんだから」と掘り続ける。

袋いっぱいにジャガイモをもらって帰った。

畑でジャガイモを掘り始めるエディ


黙々と掘り続けるので、その間、また周囲をぶらぶら見て回る


敷地脇には川が流れている


これだけ掘りだしたのに、まだ掘り続けるエディ


結局、これだけいただいてしまった


小さいやつはこんな感じでおいしくおやつ代わりに。ものすごくうまかったぁ。ごちそうさまでした

エディは円丈師匠と同い年だった。思っていたより若い。
円丈師匠は先日テレビのドキュメンタリー番組で「老いによる記憶力低下と戦う落語家」というテーマで取り上げられていた。
老いと戦うのはすべての人の宿命。経験を積んで技術も身につけたが、肉体が言うことを聞かなくなる。あるいは気力が続かない。
自分も今そのまっただ中にいるだけに、時間的に少しだけ先を行く人たちの生き様には無関心ではいられない。
弟子や子供に後を継がせたいという気持ちが強くなると、自分自身の現役としての存在価値が下がっていくように感じるかもしれない。僕はそれがないので、現役でいられなくなったときが死ぬとき、という覚悟で生きてきた。
幸い、今の時代は「現役」の意味や幅が広がった。また、金が稼げなくなるのは自分の実力とは関係ないということもはっきり分かっている。プライドと自己満足のバランスについても、以前よりはずっと理解しているつもり。

「今の若い者は自分で店をやるより人に使われて給料をもらっているほうが楽だという考え方なんだ」
と、エディがボソッと言った。
立派な工場を持っていながら、従業員はいない。ひとりで、マイペースで、無理せず、欲張らずに仕事をする。「俺は便利屋だから、頼まれればやる」という言葉には、言い尽くせない深い思いが込められているように感じた。


まあ、それはともかく、X-90はこれであと2年は間違いなく生き延びるはず。「マフラーが錆びていて、そのうち穴が空くよ」と言われたが、その程度のことはどうにでもなる。穴程度なら、補修バンデージぐるぐる巻でも対応できるしね。

X-90は古い車とはいっても平成生まれ。まだ二十歳にもなっていない未成年。それなのに日本国は、13年を超えた車はさっさと手放せと、自動車税を割り増しして弾圧する。
負けるわけにはいかない。中古車であっても車を買い換える金はないしね。

2015/07/02

プジョーのワイパー交換


完全一体成形?のオール樹脂製ワイパー↑ なかなかスッキリしていてお洒落なのだが……


プジョーもX-90もワイパーブレードが一部ちぎれていて、交換しなければならなくなっていた。
X-90は片方の先2cmくらいがちぎれていて、先日、ガソリンスタンドで交換を勧められたのを断ったばかり。ゴムだけで1980円というので、それは高すぎ晋作だろうと。
もしかして車検整備のときに見つけて交換してくれるかなと思っていたのだが、言うのを忘れていたら、そのまま通ってしまった。
プジョーは助手席側のワイパーブレードが2箇所ボロボロになっていて拭きムラが出るようになっていた。
どちらもアマゾン、楽天で調べて、安そうなやつを注文してあったが、先にプジョーのほうが届いた。

これはオリジナル商品らしくて、「フロント2本セット」で1080円という激安商品。送料864円を入れても2000円以下なので、これ、大丈夫なのかしらと不安になる。
ワイパーゴムの部分がグリーンやパープルなど、カラフルなバリエーションがある。車体の色に合わせてパープルを注文してみた。
すぐに届いた。
驚いたことに、ブレード部分だけではなく、ワイパー本体と一体型で、オール樹脂製。ずいぶん思いきった商品だ。
ところが、予想外だったのは同じ長さのが2本入っていたこと。
307のワイパーは長いほうが700mm、短いほうが660mmで、40mmも違う。サイトの写真でも長短長さの違うものが写っているように見えたので、同じものが2本届くとは思わなかった。
販売店に問い合わせてみたところ、このセットは660mmが2本セットで、扱っているこのシリーズでは660mmが最長なのだという。
返金すると言ってきたが、短いほうはついたし、短いほうのスペアとしてもう1本は取っておけばいいので、返金はいいと断った。
お詫びにと、次回の500円値引きチケットなるものを送ってきたが、どうだろう。プジョーのワイパーとしては注文しないだろうなあ。長さが足りないのだから。
もっとも、660mm×2でも使えないことはない。
そもそも307は横着していて、左ハンドル仕様のワイパーを右ハンドル仕様の車にそのままつけている(というか、ハンドルとペダル位置だけを右に付け替えただけで、他はなんにも変えていない)というフランス流のいい加減さ、というか、右ハンドル圏を馬鹿にした状態で輸出している。
だから、日本に輸出されていた307は運転席側のワイパーのほうが短くて、右端に数センチの拭き残しが出る。その状態のまま乗っている人には、660mm×2でも運転席側の視界は変わらないはずだ。
僕はこれが嫌で左右を逆に付け替えて使っているのだが(そういうプジョーオーナーは多いはず)、そもそもアームの角度が違うので、やはり運転席右端に拭き残しが出る。せっかくピラー側の拭き残しが出ないバタフライ型なのに、まったく……。
一時期、ネットで検索したら、このワイパーアームの角度を付け替えて整形し直し、右ハンドル仕様のアームに改造する商売をしているショップがあったらしいのだが、それを知ったときにはすでに廃業していた。

まあ、プジョーの困ったところは他にもいっぱいあるので、この程度で怒っていたらきりがない。

そのプジョーも10万キロを超えて、登録13年越えだから自動車税も割り増しされていじめられている。プジョーは来年車検だが、仕方がないから宇都宮のプジョー専門の修理屋に持ち込んで、金がかかってもしっかりメンテしてもらう覚悟を決めた。
どちらもエンジンは目下絶好調。狂った政治に支配される生きにくいこの時代を、共に生き抜くのだ……な~~んてね。


取り付けたところ。この後、運転席側は長さが足りないので外して、元のやつに戻した







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