最初に蕎麦を食ったお休み処 山家のはす向かいにあるのが瀧茶屋。そこも気になっていたので、お休み処 山家では天麩羅を頼まず、蕎麦も大盛りにしなかった。(でも、卵焼きと蕎麦ゼリーはしっかり食ったが……)
2時を回っているのでどうかな、と思ったが、寄ってみると、ちょうどお客さんが一組出ていくところで、店の外に出てきた女性に「まだ大丈夫ですか?」と訊いたら「いつもは2時には閉めてしまうんですが、今日は大丈夫です」とのこと。
「珈琲と、何かお菓子っぽいものがあれば……」と言うと、ケーキはもう終わってしまったので、出せるのは蜜豆かメニューにはないけれどワッフルだという。
じゃあそれを、と頼んでメニューを撮っていたら、どうせなら奥の席へどうぞ、と、渓流が見下ろせるテラス席に案内された。
今日最後の客になった。
今日は行楽日和の土曜日だったために、いろいろなことが分かった。
- 山帰来は超人気店で、休日はほぼ満杯になる
- 山帰来から先、西小来川方面に入っていく観光客は少ない
- お休み処 山家は安い早いうまい。600円のもりそばも大満足。穴場的な名店
- その向かい側にある滝茶屋は上品な女性店主が上質な接客と料理でもてなしてくれるすばらしいお店
- ほとんど商売抜きでやっているお店なので、店主のペースや事情を尊重し、予約を入れてから訪ねたい
- そのさらに先に「ほそで」という蕎麦屋さんもある。そこまで制覇したらかなりの小来川ファンと言えるかも
- 紅葉の時期などは、混雑して身動きが取れなくなるいろは坂方面を避けて、小来川ルートを選ぶのが賢い
瀧茶屋のおかみさん、というよりは女性社長という趣の上品な店主にモリアオのことを訊いたら、いろいろ教えてくれた。
この店の裏手でバケツに入った水のところに産みつけたりもするらしい。そこでは生きていけないので取って家に持ち帰って池の上に置いたりしたそうだ。おんなじようなことしているんだなあ。
いることは間違いないのだけれど、産卵場所がやはり減ってきていて、変なところに産んでしまったりするのだろう。
もし次に産んだら電話で教えてくれるというので、連絡先を置いてきた。ついでにX-90のシートの裏に、「阿武隈カエル図鑑」が2枚残っていたので、1枚置いてきた。
このへんで確実に卵塊が見られる場所というのを地図の上に書き込みながら教えてもらった。
じゃあ、さっそくそこに行ってみよう、ということで出発。