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のぼみ~日記2016

2016/02/18


ジョウビタキ……惜しい!


別名「紋付き」。ジョウビタキはわりと近い距離でも逃げないのだが、レオが引っ張るのでちゃんと撮れない



夕日を浴びて



……と、なぜ戻る? 何がしたいの、まったく



川に下りようって、ダメに決まってるでしょうが



おうちに戻る近道の斜面。真上に月



ヘッヘッヘと、今日も登る、枯葉踏みしめて



捨てられた車の屋根に三毛猫



多分、野良じゃない


2016/02/21


20日土曜日は昼前には雨が降りだしお散歩お休み。夜、日付が変わって、寝る前に外に出たらやんでいて、月と霧が出ていた



雨がすっかり上がって快晴。ただ、風が強い。散歩していたらさいもんくんがライチェルを連れて合流してきた



散歩仲間



いつもの斜面を今日は二人+二匹で登る



また来たよ変なのが。なんなんだこいつは……


今日のオマケ 「時間モノサシ」の話

このところ、少しずつだが「生き方の本」を書いている。
書いては訂正し、内容の順番を入れ替え……ゆっくりゆっくり書いている。
書きながら考え方をまとめようとしているのは、歳をとって頭が悪くなったのか、単にテーマに無理があるのか……。

何週間か前にはこんなのを書いていた。

●歳を取ると時間が速く流れる

 歳を取ると、若いときよりも時間が速く流れていくように感じます。
 この現象を「心理学的に」説明しようとしたのが、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが考えたという「ジャネの法則」です。
「50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1だが、5歳の子供にとっては人生の5分の1にも相当する。だから、50歳の人間にとっての1年は5歳の子供の10分の1に感じられる」といった説明がなされています。
 なるほど。そう大きくは外れてはいないかもしれません。
 前章で「我思うゆえに我あり」的なエゴイズムを基準に考えていくと書きましたが、その意味では、人間にとっての時間は、その人の一生という時間のモノサシで計るしかありません。生まれる前の時間や死んだ後の時間は「我」が知覚しようがないわけですから。
 この「その人が生まれてから今までの時間が刻まれたモノサシ」を、仮に「時間モノサシ」と呼ぶことにします。
 時間モノサシは長くなっていくわけではなく、あらかじめ決まっている自分の人生の長さを表すモノサシで、一定の長さだとします。時間モノサシの長さが50センチであれば、10歳の子供が持っているモノサシの1年は5センチですが、50歳の人の1年は1センチしかない、というわけです。
 別の言い方をすれば、「人間にとっての時間の速さは人生経験の量と相対性の関係にある」ということです。
 であれば、実際にはもっといろいろな要素が絡んでくるはずです。
 私は小学校6年間と中学・高校(男子だけの一貫校でした)の6年間がものすごく長く感じましたが、それは「早く大人になりたい」と思っていたからです。
 特に中学・高校の6年間は毎日が苦痛でしたから、一日がとても長く感じました。
 なんでこんなつまらない授業をじっと聴いていなくてはいけないのだろう。この時間にもっと他の有意義なことができるはずだ。なんで女の子のいない環境で6年間も耐えなければいけないのだろう。男子校に入ってしまったのは一生後悔してもしきれない失敗だった……と、毎日嘆いていました。
 卒業アルバムの一言欄に「退院です」と書いて物議を醸したりもしたのですが、本当にあの6年間は長く感じました。多分、刑務所で刑期の残りを数えながら暮らす囚人も同じような時間の流れを感じているのではないかと思います。
 その6年間があまりに苦痛で長く感じたので、大学に入ってからの時間はあっという間に感じました。
 毎日キャンパスの中で素敵な女の子を探しては追いかけ、プロ作曲家としてデビューするためにいろいろなことに挑戦して、そのための資金を作るために夜は家庭教師のアルバイトをハシゴして……。
 それまでとはまるで違う速度で時間が流れていきましたが、その数年間を60代になってこうして振り返っている今は、とても長い時間だったようにも感じます。
 時間の流れ方は、脳に格納されている過去の記憶・情報を振り返ったときに、どのくらいの長さに感じるかによっても違う、という説もあります。
 楽しかった時間、充実していた時間は、そのときはあっという間に流れますが、後になって振り返ると、充実していた分、長く感じるのでしょう。


だからなんだと言われそうだが、これはごく一部。ここから話を展開させているところなのだが、それはまだヒミツ。

さいもんくんを見ていて、ふとこんなことを考えたりもした。
彼の「時間モノサシ」に刻まれる目盛りは、これからどんどん密になっていくのだろう。
それにしても、女の子がいっぱいいる学校で受験しなくていい6年間は羨ましいなあ。








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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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