当時のソ連が事実上のユダヤ人の支配体制でウクライナ飢饉の加害者だったという記述。これはナチのプロパガンダそのものであり、まったく容認しえません。というツイートがたくさん出てくる。「トンデモ」だと非難しているのだが、どのへんが……という詳細な反論がない。どこかに書いているのかと思って探しても出てこなかった。
キリスト教は、金を賤しいものとし、隣人を愛せと説きます。実はこれは仏教などの国際宗教にも共通する特徴です。一般に、権力者が宗教を利用して統治するためにそのような宗教が便利だからです。このような説明は、やがて信仰が衰えても私たちの文化の中に深く根付いています。
キリスト教は、国家に従属しやすいように進化していきました。このような変化は、イスラム、仏教、ヒンドゥー教にも見られます。うまく権力に適応できなかった宗教は多くの場合迫害されて絶滅してしまうのです。しかし、ユダヤ教は、普通の国際宗教とは異なる道を歩むことになりました。
家具に使えるような高品質な木材は、ほとんど海外製である。「高級ひのき」などと言われるが、実は日本家屋で杉や桧が用いられたのは、第一にはコストが低いためである。低付加価値の建材だったからに過ぎない。
たしかに日本の杉や桧は、下枝を払うなどの『日本人らしい』手数を踏んでいる。しかし、それはわずかに付加価値を増やしているに過ぎない。本当に高付加価値な材木は国外のものばかりだ。
木製家具に適している広葉樹は日本に少なく、頑丈で長持ち、キズがつきにくく表面がキレイ……という日本人が好む家具をつくるには木材を輸入に頼るしかありません。主な輸入先は中国、ベトナム、台湾、インドネシアなどです。……という部分などは、おっ! と思った。
「政府保証による原発事業」それは、日本人にリスクと将来の処分費用を負わせ、「安く」製品を作らせ、それを米国に安いまま輸出させる植民地メカニズムに他ならない。
日本の経済発展は、一面的には国を豊かにしたように見えるが、実際には膨大な帳簿上の負債、そして簿外債務を伴うものであった。見えない負債として、将来に問題を先送りさせ、富を先取りさせることで、あたかも経済発展しているかのように見せながら、富だけを搾取する。このような政策は、第二次世界大戦以前の列強の植民地政策から一貫している。
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ) 『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。 複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい! 第1章 あの日何が起きたのか 第2章 日本は放射能汚染国家になった 第3章 壊されたコミュニティ 第4章 原子力の正体 第5章 放射能より怖いもの 第6章 エネルギー問題の嘘と真実 第7章 3・11後の日本を生きる ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ) ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。 第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか? 第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実 第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった 第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様 第5章 裸のフクシマ かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛 ■今すぐご注文できます ![]() ⇒立ち読み版はこちら |
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