2016/07/15
おいしいごはん処大丸
アクリル絵の具初体験を襖絵で……と思って、襖の印刷絵を塗りつぶし始めたら、これがかなり時間がかかるのなんの。しかも、面積が大きいから、白い絵の具がたちまちなくなってしまった。
このへんだと大谷川を渡ったところのダイソーまで行かないと買えないなあ……ということで、ダイソーへ。
ついでにランチは、少し前から気になっていた「おいしいごはん処大丸」という店に行ってみた。
普通には通らない道沿いにある民家。今市に住んでいる人でも知らない人が多いかもしれないような場所。
普通の民家の一階を店にした感じ
ちょっと敷居の高そうな看板が出ているが……
お値段は気取っていないのでほっとする。あまり悩まず、一番人気らしい「旬彩ゆばうどん膳」を注文
かき揚げ天丼や親子丼は600円+税。これなら近所にあればしょっちゅう通ってしまいそう
店内はこんな感じ。奥から油がはねる音がしてきた。天麩羅を揚げているのだな
ん? 障子絵?
おお~! 想像していたより豪華だ
天麩羅。サクサクで普通においしい。抹茶塩でいただくというのも嬉しい
湯波の煮たやつ
凝った炒り卵? 湯波刺し エノキダケのピリ辛漬け……
うどん。少なく見えるが、器の深さがあるのでそこそこの量だった
お新香も自家製。美味
お客が少なかったからか、最後に珈琲はどうでしょうと出てきた。ありがたくいただく
分かりにくい場所だが、隠れ家レストランという意識はあまりないと思う。
ふぃふぁ山荘さんが2009年に書いているリポートを見ると、以前は蕎麦屋だったらしい。
で、ご主人は大丸旅館という旅館を経営していた人だとか。なるほど料理がこなれているのが頷ける。
この内容で1000円+税は十分納得。量も熟年世代にはちょうどいい。
こういうお店が今市にはいっぱいあるのだなあ。幸せだ。
おいしいごはん処大丸
日光市平ケ崎484 tel:0288-21-5488
11.00~15.00くらい(食材がなくなると閉店)
火曜定休
お料理本が送られてきた
おいしいランチで満足し、ダイソーでアクリル絵の具と筆と使い捨てパレットを買って家に戻ると、料理本が届いていた。
川内村に残っている友人から。
川内村から飯舘村に続く国道399号線の区間を「あぶくまロマンチック街道」と名づけていろいろ村おこしをしようという計画があったのだが、原発爆発でぐちゃぐちゃになってしまった。
途中の浪江町津島あたりは最も汚染がひどい場所で、多分、僕らが生きているうちは住めるようにはならない。
飯舘村は村長が強引に帰還をめざしているけれど、以前のような阿武隈の理想郷に戻れるのはいつのことになるか……。
そんな中で、何かやるなら無駄にならないような実用性のあるものを……という発想は正しいと思う。
かっこつけて理想を語ったりしてもしょうがないのだから。
……そんな複雑な気持ちで料理本を開いた。
郷土料理というより、広くお袋の味、ふるさとの味、あるいは普通の日本の料理のレシピとして、キッチンに置いておくといい感じ
いよいよ今週です!
2016年7月23日(土)
at:Daddy's Cafe(日光市土沢346-19 JR日光線下野大沢駅歩10分 Pあり)
19.30開演 当日2000円、前売り・予約1500円 1ドリンク付
問い合わせ・予約:Daddy's Cafe(0288-32-2103)
「フクシマ」を予言した小説と言われる『マリアの父親』の改訂版が「紙の本」で甦る。
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A5判・124ページ
★オンデマンド 980円(税別、送料別)
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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目次
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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