2016/07/16
那須町狛犬めぐり(2) 大島湯泉神社(の2)

明治の狛犬の後ろに小振りな飛翔獅子がいる。大正期の作で、時期から考えても寅吉・和平の影響が明らか。




阿像


吽像

わざわざここまで細く彫るというのはモデルがあったからだろう

尾の下をくり抜いているところも寅吉の模倣と思われる

大正まではなんとか読めるが、何年かまでは読み取れなかった

境内にはヤマアカガエルがいっぱいいた

少し離れたところに大黒像

大黒像のところから境内を見下ろす
大正年間にこうした飛翔獅子を彫っているということは、寅吉の飛翔獅子に強い影響を受けた石工が那須地域にまでいたということだろう。
玉川村の八幡神社の飛翔獅子は吽像がもともとの味原勇という石工の彫ったものだが、その感じにも似ている。
……というわけで、最初からかなり収穫を感じつつ、次は「空飛ぶ狛犬」のいる(はずの)黒田原神社へ。

いよいよ今週です! ウッドベースとEWIのコラボなんかもあるよ
2016年7月23日(土)
at:Daddy's Cafe(日光市土沢346-19 JR日光線下野大沢駅歩10分 Pあり)
19.30開演 当日2000円、前売り・予約1500円 1ドリンク付
問い合わせ・予約:Daddy's Cafe(0288-32-2103)
『日本狛犬図鑑05 小松利平・小松寅吉・小林和平』★
利平・寅吉・和平の狛犬作品のほぼすべてを収録。掲載写真点数約200点。
B6判・96ページ フルカラー オンデマンド 無線綴じ
1380円(税別) 送料:220円
■ご案内ページは
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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