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のぼみ~日記2016

2016/07/16

遊行茶屋ライブ


さて、今日は遊行茶屋で行われる「森の幸」というユニットのライブを見に来たのだった。狛犬はついでに……のつもりだったが、大収穫だったのですでにお腹いっぱいの感もある。

遊行茶屋は国道294号線沿いにある。産直野菜の直売と軽食カフェ。
店主のカスミさんは芦野では有名人らしい。学生のときは油絵をやっていたのが、だんだんと食文化や人との交流が大切だなあ、そういうのもすべて含めて人生はアートなんだなあ……と目覚めて(?)、流れ流れて(?)今はここで地元の野菜を使ったカレーを作ったりしているらしい。

で、今日のユニットを見に来るきっかけは、メンバーのひとり、助川久美子さん
彼女とは去年の七田さんちで行われたイベントで一緒になり、へえ~、うまい人がいると印象に残っていた。
そのうちジョイントライブでもやりたいですね、と簡単に挨拶して別れたのだが、1年越しで実現することになった。
武蔵美のジャズ研でウッドベースを担当していたそうで、三依の七田さんはジャズ研の先輩にあたるそうだ。
スケクミさんがウッドベースを弾くことは知っていたのだが、生で聴いたことがない。23日の僕のライブではウッドベース持参で那須から来てくれるということで、どんな感じなのかぜひ見ておきたいと思ったのだった。

スケクミさんのウッドベースはボウイングも多用していてとてもよかった。

ウッドベースを弾いているときがいちばん生き生きしているスケクミさん



ボウイングもいい感じで、歌ものでもボウイングでこんな風に絡めるんだなと勉強になった



Vocalの奈穂さん。電気のない家で暮らしているそうで、そういう人、僕の周りにはなぜかいっぱいいるなあ……


音楽ユニットというのはとても難しい。
勢いで1回くらい一緒にやることはあっても、継続するのはすごく大変だ。センスと技術を両方持ったミュージシャンは少ないし、たまにいても主義主張が強くてなかなかまとまらないとか、いろいろ……ね。
若いときは自分がどれだけ音楽仲間に恵まれているかが分からなかった。狭い視野で音楽を見ていた。
今はそれがよく分かるので、ダメなものもダメだと決めつけず、なるべく視点を多く持ち、自分の気持ちを支えようとしているけれど、それでも最低限の線はクリアしないと人に聴かせられるような音楽はできないわけで……まあ、自分の実力がいちばん問題なんだけれどね。

「いいですねえ」「素敵ですねえ」「感動しました」と言ってくれる人も、どのようにいい、素敵、感動したのかは分からない。単にサウンドがきれいだった、ということなのかもしれないし……。
音楽は難しい。

曲だけ書いて、あとはディレクターをしていたいなあと思う。自分で演奏しなければどれだけ楽しいことか。

……なんてこと言っている場合じゃない。ライブまであと4日。なんとか形にしないと……。

☆結局、音楽って理屈じゃない。感じる人の感性次第で感動にも嫌悪にも退屈にもなる。だから、言葉で説明しようとしても虚しい。
ライブでは「いい音」を「しっかり」「正確に」「バランスよく」出すことが重要だなあ、と、改めて思う。
それがちゃんとできれば、音楽の感性が多少違う人でも、聴いて損はしなかったと思ってくれるだろうから。


帰りに上河内SA上り線のレストランで晩飯。あたしはカルビ丼



助手さんは餡かけタンメン?だったかな。口の中火傷していた





7/23 Daddy's Cafeにてライブ
いよいよ今週です! ウッドベースとEWIのコラボなんかもあるよ 2016年7月23日(土)
at:Daddy's Cafe(日光市土沢346-19 JR日光線下野大沢駅歩10分 Pあり)
19.30開演 当日2000円、前売り・予約1500円 1ドリンク付
問い合わせ・予約:Daddy's Cafe(0288-32-2103)






『So Far Away たくき よしみつSONGBOOK1』

原発が爆発する前の2010年、阿武隈山中のスタジオにこもって制作した自選ベスト曲アルバム
「メロディの価値」を信じての選曲。20代のときの幻のデビュー曲から阿武隈時代に書いた曲まで、全13曲
iPhone、iPadのかたはiTunesストアから、アマゾンmoraでも試聴可能


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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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