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のぼみ~日記2016

2016/07/30

宇都宮市 東下ヶ橋の天棚(1)


さて、二日かけて宇都宮市徳次郎六か郷の彫刻屋台を撮影して回ったわけだが、今日のメインイベントは別にある。
宇都宮市東下ヶ橋(ひがしさげはし)の「天棚」を見ることだ。
天棚は彫刻屋台の車輪なしバージョンとでもいうべきもの。東下ヶ橋のは2階建て。文久2(1862)~慶應2(1866)年にかけて製作されたもので、高さは6mを超えるという巨大なものだ。
1991年に宇都宮市の有形民俗文化財指定を受けている。
天棚はかつては5年に1度(推定)、天祭(てんさい)という三日三晩かけたお祭りのときに組み立て、分解されていたらしいのだが、最後に組み立てられたのが昭和27(1952)年だというから、僕が生まれる前の話にまで遡る。
その後はずっと仕舞われたままだったが、平成3(1991)年に文化財指定、平成18(2006)年に組み立てたまま収蔵できる格納庫が作られた。
これは見逃すわけにはいかない。
……というわけで、門前屋台の撮影後、昼飯も食わずにまっすぐ会場へ向かった。

うわ! で、でかい! これは動かせないわ



これが全容



正面鬼板と懸魚周辺



さらに二階部分があるのだ……



しこしこ、部分ごとに撮っていくしかない。まずは正面の蹴込あたり







柱隠し下に猿の親子











柱隠しに鶴





柱隠し上部




















一階の正面屋根琵琶板回り。龍だらけ



内障子回り





反対側にも孔雀










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