2016/12/24
日光のクリスマス2016
最初のバージョンがあまりにもなんだかな~だったので、差し替えました
『阿武隈のクリスマス』という曲を書いたのはたしか2007年だった。CDアルバム『デジタルワビサビ』にも入れたのだが、義妹などは「あれがいちばん好き」だと言っていたそうだ。
あまり悩まず、ポンと書いてポンと録音したものほどいい作品だったりする。あれはそんな曲だった。
タヌパック阿武隈が完成し、これからは毎年このスタジオでクリスマスの時期に『阿武隈のクリスマス20XX』という曲を創っていこうと思っていたのだが、結局その後は怠けてしまって1曲も追加されないまま原発爆発。タヌパック阿武隈の逆三角の窓の建物も、今はもう人の物。どうなっているのか分からない。
数日前、ふと「日光のクリスマス」という曲を書こうと思いついた。
タヌパック日光は夜逃げした不動産屋が建てたものだが、仕事部屋はタヌパック阿武隈の何倍も使いやすく、快適な環境。まだ新しい曲を書く気力があるのか、仕上げるエネルギーがあるのかを確かめてみよう……と。
なんとか形にはしてみたものの↑全然満足できない。めに~くるしみますだわ。
助手さんの寸評は「弦は難しいわね」。
まさにそうなんだけど、それだけでもない。根本的に悩むところがいっぱい。
YouTubeにアップして、居間のテレビで確認していたら、自動再生で次に『星空街道』が再生されて、なんていい曲なんだと思ってしまった。やっぱり悩まないで作れた曲のほうが傑作なんだわね。
しかしまあ、いろいろ勉強できたということで、よしとしましょ。
何をやりたいのか、何をやるべきなのか、「やるべき」ってなんだろ? ……と悩みつつ年越しだなあ。
録音も手間取った。MacBOOKまで持ち出して……
ドツボにはまるので気分転換にレオとお散歩。うちのすぐ裏手のこの土地も大木が何本も切り倒されている。ここもソーラーパネルか? うんざりだ
散歩に出たところで雨漏り修理に出していたX-90が戻ってきた。なんと、トランクの横にひび割れがあったのだとか。びしょびしょに水が溜まるのは運転席の下だったから、まさか後ろからだとは思わなかった。原因を突きとめるのに相当苦労したらしい。1週間かかった。それで修理代は8000円。感謝。これで悩みが一つ消えて年を越せる
★2016/12/25 結局録り直しを何回も重ねて、差し替えた
有限会社矢野自動車工業
自動車修理一般、車検、定期点検、板金、塗装、各種新車・中古車販売、保険取り扱い
日光市小代397-1(東武鉄道下小代駅のそば)
tel:0288-27-0588
日祭日定休
今年もあと1週間になってしまった。
矢野自動車の社長がカレンダーを持って挨拶に来たのが1週間前のこと。「車の調子はどうですか?」というので、「雨漏りがひどい」と言ったところ、見てみましょうということになって、預けたのだった。
床や側面の内張を剥がし、1人が中に入り、1人が外からジャージャーホースで水をかけてどこから入ってくるのか突きとめるところから始めるのだが、最初、全然分からなかったそうだ。
ためしにうちで駐車しているのと同じように前に傾けて停めてやってみたところ、後ろから水が流れ込んできて、ようやく水の進入路を発見できたと。
ほんと、ありがたい。
今年は屋根も直したし、水対策の年だったなあ。
みなさまもどうぞよい年末年始をお迎えください。
なんとか曲を仕上げてフェイスブックにUPして、寝る前に外に出たら、昼の暖かさが嘘のように冷え込んでいた
久々にオリオン座がくっきり
『アンガジェ』のリミックスシングル 2016年12月に新発売!
iTunesストアのリンクは⇒こちら
『So Far Away たくき よしみつSONGBOOK1』
原発が爆発する前の2010年、阿武隈山中のスタジオにこもって制作した自選ベスト曲アルバム
「メロディの価値」を信じての選曲。20代のときの幻のデビュー曲から阿武隈時代に書いた曲まで、全13曲
iPhone、iPadのかたは
iTunesストアから、
アマゾン、
moraでも試聴可能
更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
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目次
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「福島問題」の本質とは何か?
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『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!
第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる
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『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。
第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛
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