今日は目的を絞って回るつもりなので、御本社には入らず、眠り猫の下を潜ってまっすぐに奥の院へ。東照宮でいちばん好きなのは奥の院エリア。なにしろここにはすごい狛犬が2対半いるからね。

神厩舎の猿たちよりは好きだけど、これもまあ、そんなに特別な存在というわけではないだろうねえ

角度を変えて……


ここも、眠り猫だけはきれいに修復したけれど、獅子↑や裏側の雀↓は剥げたまま。エリア別に修復を進めているわけではなく、どうも、陽明門や三猿、眠り猫などの「有名どころ」を優先して作業しているようだ



門柱や門扉が渋い


さて、長い石段を登って奥の院へ

何本も大木が折れていてこの状態

かつては眠り猫から先は別料金だったので入らないままの人が多かったのだが、今はそれはなくなったので結構みんな石段を上り下りする

ハアハアいいながら登って気づかない人が多いけど、実はこの石段、すべての段が1枚の石でできていて、つないでない。これだけの巨石をこれだけの数、こんな山奥まで運ぶだけで大変なことだ。重機とかトラックとかなかった時代なんだから

終点付近の休憩所のところに「東日本最古の石造り狛犬」といわれる有名な狛犬がいる。次のページでじっくりと……