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のぼみ~日記2017たくき よしみつの日記2017


2017/09/07

「一五一会」という奇妙な楽器を売ることに


上は僕のギグパッカー。下が預かってきた「一五一会」。大きさは似ている


親父がお世話になっているホームの代表理事が、「以前、簡単に弾けるというので『いちごいちえ』というギターを買ったけれど、全然弾けそうもないからそのまましまいこんである」というので、なんだか分からないけれど、「見てみるから持って来ておいて」と言ってあった。
で、持って来ていたので、ケースを開けてみたら……ん? 弦が4本しかない。なんだこれ?
4本ってことは、ギターじゃなくてウクレレ調弦なのか? 分からないまま、家に戻ってネットで調べたら、Wikiでは「構造はギターに近いが調弦は三線に近い4絃のリュート属撥弦楽器」となっている。…… はあ~ ……
沖縄の三線に低音弦を1本加えたような楽器らしいのだが、三線を知らないので(どういう調弦なのか)、ピンとこない。
BEGINが人気が出たとき、YAIRIギターがBEGINとコラボして(この言い方、嫌いなんだけど)作った「世界初のオリジナル楽器」ということらしい。
調弦は低いほうから「G-D-G-D」だそうだ。Gスケールだとドソドソって聞こえる。3度がないから、このまま弾けばメジャーにもマイナーにも馴染む?
というか、3度をどこかに1か所加えればそのままメジャーにもマイナーになるから、覚え方によっては「誰にでも弾ける」ってことなのかもしれない。
オープンのまま弾くと、ジャラ~ンとオープンDチューニングみたいに聞こえる。このまま『青い目のジュディ』が弾けそうな……。


多分、チューニングはこれで合っていると思うのだが……


で、これをどうするのか、ってことだなあ。
変形であってもちゃんと6本あれば、ギターとして弾けるけど、4本じゃあ、かえって難しい。ナイロン弦を張ってウクレレにならないかとも考えたが、そこまでするのもちょっと……。
しかも、この楽器、定価が12万円もする高級品なのだ。表板はスプルース単板。横裏もマホガニー単板。
弾いてみると、びっくりするほどでかい音がするし、音色もいいから、ナイロン弦に張り替えるのもおかしい。ジャラ~ンと、多少ビビリ気味くらいに鳴らすといい感じ。

で、持ち主の理事に言ったら「じゃあ、売っちゃうか」と即答。
僕もそれがいちばんいいと思った。きれいだし、この楽器を欲しい人は必ずいるはずだし。

というわけで、預かってきた。ただ今、ヤフオクに出品中
詳細な紹介ページも作ってみた⇒こちら

あと、だいぶ前に作ってみた「還暦からでも始めたい大人の楽器」は⇒こちら


2017/09/07

栗の季節


レオのお散歩にて













よいお買い物

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