今年はついに、かわず庵の池にオタマが1匹も泳がないのか……と諦めかけつつ、シュレスキューパトロールへ。
すると、いつの田んぼにワサワサと浮かんでいるのに遭遇した。
しかし、どれも田んぼの中程で、手が届きそうなのは1つあるかないかだ。
なんとかタモが届いたやつを1つレスキューして、残りは諦めて去ろうと、涼風号MarkIIに乗って走り始めたそのとき……。
ん???
はるか遠くに浮かんでいた卵塊がス~ッとこっちに近づいてくるではないか!!??
卵が泳いでくる?!
一瞬我が目を疑った。再び涼風号MarkIIを降りて目を凝らすと、動かない。でも、今、絶対こっちに近寄ってきてたよな。錯覚じゃないよな。
しばらく待ってみたが動かないので、また立ち去ろうとすると、ス~~っと、またまた……↑。
それでもタモは届かない。あと30cmくらいのところまで来たところで、タモの先で水面をちょっとチャプチャプと掻いて……GET!
まだ壊れていないきれいな卵塊だ。これならうまくやればオタマにまでなるだろう。
というわけで、なんとか2個レスキューして帰宅。
他の田んぼでは相変わらずまったく見つからなかったから、この田んぼだけ特別だったなあ。

見た感じ、あまり壊れてない

崩れたのも入れて、この時点で3個レスキュー
ゴイサギ

ついでにゴイサギ。ペンギンみたいな……で、まったく動かない。夜行性だというから、昼間はこんな感じなのか?

キジ
民家の前を悠然と歩いていくキジ
さて、育つかな?
家に戻ってきて、シュレスキュー後の処置。壊れたやつはすでに中で動いているのもいるようだ。これはこのまま池の縁に軽く凹みを作ってそこに置き、乾かないように上からホッキ貝の貝殻を被せた。ちゃんと育つにはまだ水の中に出るには早すぎる。この泡の中の状態でもう少し育たないと生き延びられないだろう

崩れたのは池の縁に。形が崩れていないやつは別にして、乾燥させないようにしながら見守る


池の縁に軽く凹穴を作り↑、上から軽く土をかけて乾燥させないような形で置く↓。デリケートな作業。乾いてしまうと死ぬし、びしょびしょに濡れてもオタマにならない前に卵ごと腐ったりするので、難しい


こっちも同様に……


「ヘ池」のほうにも1つ。これは上から貝殻を被せた
抜け毛

レオは元気。抜け毛がすごい。でもまあ、新陳代謝ちゃんとしているってことで、安心