去年の夏は親父を横浜の特養から日光の小さなデイホームに移した。あれから1年。今度は義母を同じところに運ぶことになった。
去年と同じように猛暑。今回は颱風も懸念される中での長距離移動。
家を朝早く出たため、いつもの朝食の時間(12時台)までに通過するPAはなく、やむなく蓮田SAのファミマでおにぎり一個、サンドイッチ一個、バナナ一本を買って、おにぎり一個だけを食って先へ進む。
都内を抜けるルートはどこもまばらに渋滞していて、判断が難しい。湾岸ルートを考えていたが、湾岸もかなり赤く染まっている。
面倒なのでナビの言う通りにしたら、北池袋~山手トンネルというルートを選択。ということは東名で横浜ICに向かわせるつもりなのか、はたまた第三京浜かと思っていたら、山手トンネルが大渋滞。ノロノロと進んで、ようやく地上に出たと思ったら、大橋JCTじゃない。あれ? 直進すると横浜という表示が……。
しばらくわけが分からなかったが、あ、そうか、東京環状線が大橋から先、開通したというニュースをだいぶ前に見たのを思いだした。ということは、これはいきなり湾岸線? ……その通りだった。
山手トンネルの渋滞は嫌だったが、そこを抜けたらあとは楽だった。
逗子で助手さんと義妹と合流。寝具などの荷物をぎゅうぎゅう積んで、葉山の病院へ。結局、飯は食えずじまい。病院の売店で小さなカレーパンを1つ買って、缶コーヒーで流し込んだが、まずかった。まずいのに220円もした。湘南価格?
病室で数年ぶりに義母と会ったが、あまりにも変貌していたので驚いた。予想はしていたものの、それ以上だ。
相部屋だが、窓からは海が見える。

葉山の病院からの眺め。雲がなければ正面に富士山が見えるらしいのだが、本日は見えず、残念
猛暑の中、義母と助手さんを乗せて日光へ。
夕方、6時前に施設に。渋滞はなかったが、義母がほとんど歩けず、途中のトイレ休憩で時間がかかったりしたので、かなり遅い到着になった。まだ明るいうちなのでよかったが。
さて、事態を把握できていない義母は、うまく馴染んでくれるだろうか……。