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のぼみ~日記2018


2018/11/02

「愛車は顔が命」(樹木希林)



「おぎやはぎの愛車遍歴」(BS日テレ)第78回(ずいぶん続いているんだなあ)のゲストは樹木希林さん。故人となってしまったが、この回は「神回」だったという声がたくさん聞かれる。
希林さんと自動車マニアというのは普通にはなかなか結びつかないと思う。ところがどっこい、ものすごくヘビーな遍歴ぶりだった。

……いやもう、すごいとしかいいようがない。
「愛車選びは顔が命」といい、すべて丸目の車。分かるなあ。
車は丸目ですよ。特に現代では。
趣味が僕とほぼ同じだと知って驚いた。
オリジンは僕も興味を持った時期があった。トヨタの技術に裏打ちされた快適性と安全性を持ちながら、個性的なデザインを楽しめる車はないか……と探すと、これが浮かび上がった。もちろん高くて買えないわけだが。








収録時でもシャッキリ運転していた。かっこいい



締めの言葉は演歌の歌詞から


ちなみに我が家の愛車遍歴は……、
  1. 三菱ギャランAⅡ(4ドアセダン、1400cc、シャンパンゴールドみたいな色)
  2. トヨタ スターレットバン(1100cc、4ナンバー、アマガエル色)
  3. いすゞ ジェミニミンクス(4ドアセダン、1800cc、シルバーとグレーの2トーン)
  4. トヨタ スプリンターSR(4ドアスポーツセダン、1600cc、赤 これが初めての新車で初めてのAT)
  5. 日本フォード テルスター4WS(4ドア、2000cc、ダークブルーメタリック、今はなき4WS=四輪操舵、2台目の新車)
  6. トヨタ セリカ4WS(2000cc、白。4WSの快適な操舵感が忘れられず4WSでかっこいい車ということで。3台目の新車。気に入って、初めて10万キロ超えまで乗り続けた)
  7. プジョー307(2000cc、紫。初めての外車新車。最後の新車。これも気に入って10万キロ超えまで乗ったけど、最後は雹で全損扱いになり、307SWに乗り換え)
  8. スズキ X90(1600cc、黒。初めての2シーター、4WD、ガラスTバールーフ。越後の越冬対策で購入。15年乗って今回手放す)
  9. オペルティグラ(1300cc、赤。スポーティカーとしてサードカーに。これで阿武隈を走った爽快感は忘れられない。しかし、あまりの故障続きで手放す)
  10. 日産バネットバン(1800cc、4ナンバーの貨物車、白。マツダ ボンゴのOEM車。日光への引っ越し荷物を運ぶために1年間だけ乗った。結構好きだったなあ)
  11. プジョー307SW(2000cc、ダークグリーン。初めてのワゴン車。307(ショートボディ)から307SW(ワゴン)に乗り換え。ローランギャロス仕様という特別仕様車=今も乗ってる)
  12. スズキ アルトラパン(初代。660cc、4WDの「G」というベースグレード。X90を手放して余生をつましく生きるために乗り換え)

希林さんの徹底ぶりに比べたら、まるっきり根性がないというか腰が据わってない。
もちろんお金があれば全然違ってきただろう。
バブルの頃はパジェロとかいすゞビークロスなんかに本気で憧れた。
ビークロスは金さえあれば買っていたと思う。まあ、それこそ環境負荷の高い車ではあったけどね。
もっと小さくて個性的な四駆……ということで見つけたのがX90だった。
しかし、振り返ってみれば、人生最後に買った車が17万円の中古軽自動車というのは実に上出来な車遍歴ではなかろうか。自動車というもののいろいろな面を知ることができたし。

「デザイン」という戦い

軽自動車ライフを始めるにあたって、ひとつだけ譲れなかったのはデザインだ。軽に限らず、ひどいデザイン、つまらないデザインの自動車には乗りたくない。軽ともなればなおさらで、ただの足、ただの道具ということで割り切れるほど人間ができていないのだ。
目は丸目。デザインはレトロかずんぐり。色もこだわりたい。
具体的には、

こんな感じ。
で、今回ベージュのラパンがうちに来るわけだが、軽自動車なりに精一杯デザインも楽しみたい。
車体の色はいいとして、悩んだのがナンバープレートの色だった。
あの黄色はなんとかならんのかしら。同じ黄色でも、もっと上品な黄色があるだろうに。
いっそ、軽自動車は黒地に白文字にしてくれたら、どれだけ車全体のデザインに溶け込みやすいことか。
自動車メーカーのカタログでもナンバー部分には黒地のプレートを入れているものが多い。
自動車にはいろいろな色があるのだから、合わない色のナンバーをつけるのは耐えがたい。
黄色の場合、いちばん合わないのは赤だろうか。赤い車に黄色いナンバーがついているのを見ると、あ~あ、とため息が出てしまう。
で、今は東京五輪とラグビー世界大会記念で、軽自動車でも白いナンバープレートがつけられることを知った。
ナンバーが白になるだけで、全体の印象が変わる。
今度の車の場合どう印象が変わるのか? シミュレーションしてみた↓


まあ、白は無難ではある。特に、今度来る車が赤だったら、どうしても黄色いナンバーは嫌だと思う。
しかし問題は五輪やラグビー大会協賛という意味合いがあることだ。東京オリンピック開催には元より大反対だし、こんなものをつけて走ったら森喜朗の顔をつけて走っているようなものではないか。
しかし、デザインを考えるなら白が……、としばし悩んだ。
これが、希望ナンバー制度みたいに、手数料を支払えば白に替えられます、というだけであれば、1万円くらいの出費なら迷わず白にする。しかし、東京五輪協賛マークがつくというのがどうしても受け入れがたい。

結局、五輪ナンバーはやめた。一生後悔しそうだから。
それに、あの白ナンバーは従来のペイントではなく、ラッピングなので耐久性に問題があるという。……ダメじゃん。
というわけで、普通の黄色ナンバーに希望ナンバーにした。4300円。希望ナンバーじゃなくても1520円かかるから、差額は2780円。
ナンバーもデザインの一部になるのだから、希望しないわけがない。
僕のナンバーへの考え方は「極力目立たないように」である。
7777なんてのは、そこに目がいってしまって車全体のデザインが壊れる。
一桁ナンバーもかなりナンバーだけが浮いてしまう。
しかし8だの9だの5だのが4桁並ぶとうるさい。
2桁で、しかも形として邪魔にならない直線的な数字。しかし11は結構目立つ……。
そういう考え方で決めている。

で、ベージュに黄色いナンバーならまだなんとか許せるか……という議論を助手さんと重ねていたが、ふと「縁取りしたら少しはマシになるかも」と思い立った。
X90もプジョーも、前のプレートは黒の縁をつけていた。今度のはベージュ-黒-黄色ではちょっと合わない。焦げ茶とかかな?
そんな製品あるのか……と探したら、一つだけ見つけた。
いっぱい色があるので、これもサンプル写真が白ナンバーだったのを、Photoshopで黄色ナンバーに変えてみてシミュレーションした。
↑元のサンプル画像。↓今度のラパン用に色を塗って比較してみた


結果、白か茶色だな。
白というのがどのくらいの白なのか、この写真だとグレーっぽく見えてしまうのでよく分からない。グレーならいいんだけどね。
というわけで、茶色に決定。

……なにをやってるんだ? と呆れたでしょ。
ジジイの色事ってことでね、半惚けの一人遊びさ。


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