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2018/11/16
青龍神社のはじめ狛犬
ほとんどの観光客は素通りしてしまうが、金谷ホテル博物館のすぐそばに青龍神社があり、ここには栃木県内の建立年が分かっている狛犬では、東照宮奥の院の狛犬に次いで古いのではないかといわれているはじめ狛犬がいる。
東照宮には立派な狛犬がいるのに、それを見たこともない石工が彫ったはじめちゃん。庶民文化ここにあり。
道路から引っ込んだ場所なので目立たない。それがいいんだけどね
いたいた。元気そうだ
吽像は足が割れているけれど、ほぼ全体像が分かるが……
阿像は上顎から鼻にかけてがなくなってしまっているのが残念
前に来たときは苔むしていたが、だいぶ苔を落としてもらったようだ
おかげで、明暦4(1658)年という銘がなんとか読める
尾が可愛い
吽像も、裏から見ると↓かなり顔が欠けてしまっている
阿像はどんな顔だったのか……
↑以前、Photoshopで修復を試みたときのもの
帰ろうとしたら、参道入り口で欧米人(っぽい)若いカップルが、何かあるのだろうかと覗き込むように立っていた。
女性のほうに声をかけた。
「ちっちゃくて可愛い(tiny)狛犬がいるよ。見なきゃ損だよ」
「Oh! Thank you.」
って返事してたけど、komainuって分かってないだろな。少し解説してあげればよかったけど、スタスタと中に入っていった。
分かったかな、狛犬……。
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