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のぼみ~日記2018


2018/12/06

落ち葉だらけ


久々に雨が降って、隣の土地は落ち葉が水を含み、色濃くなった。

……別に関係ないもんね……

2018/12/07

神宮寺住職ご夫妻&吉田さん来訪


毎年この時期になると、「神の鑿」ワールドの開拓者・吉田さんが新米を持って来てくださる。今年は神宮寺の住職ご夫妻も一緒。
ご住職は変わらず精力的で、先日は最近運転に自信がなくなったという吉田さんを連れて高遠まで一人で運転・往復してきたそうだ。
吉田さんには以前、ご案内しているが、ご住職は初めてなので、尻尾ぐるぐる巻き狛犬や人丸神社のはじめちゃん、名もなき薬師堂などを案内した。

尻尾ぐるぐる巻狛犬

「ほら、ここがくり抜かれているでしょ」「すごいですねえ」……的な会話。


しかし、何度見ても奇っ怪な狛犬だわね。



こちらのはじめちゃんも無事だった。



台座の文字は寝ている。しかも前後が削れて読み取れない。真ん中へんは「福田」と読めるか。奉納者名?

こちらも、肝心の年号が削れてしまっている。戌年の11月ということだけが分かる。
正保3(1646)年丙戌、万治元(1658)年戊戌、寛文10(1670)年庚戌、天和2(1682)年壬戌……そんなに古くはないか。享保3(1718)年戊戌あたりだろうか。



人丸神社のはじめちゃんも元気。今日はα57+ズボラズームで撮ってる。



その後、三宝寿司で吉田さんお気に入りの三宝巻でおもてなし。歳のせいか、全部食べきれなくなってきた。

古殿神社の狛犬を初めて見たのは1999年12月19日。19年前のことになる。あれが「神の鑿」ワールドを探求していく入り口になった。
狛犬ネットで紹介したりしているのを石川町の助役を退職した吉田さんが見つけて手紙をくださり、そこから寅吉、利平……と、どんどん時代を遡って3人の石工の物語を発掘していけた。
神宮寺の高久住職は、狛犬講演会、狛犬ツアー、映画上映会などを次々に企画して、「神の鑿」の世界を地元のみならず、全国に広めてくださった。
今では全国区になった南福島狛犬ワールドだが、お二人をはじめとする地元のかたがたの力がなければ、とてもここまでは知られることはなかった。
お二人からは何度も「小説・神の鑿」はいつできるんですか? と催促されているが、まだ1行も書いてない。あまりにも難しいので、途方に暮れてしまう。
でも、少なくても、小説を心待ちにしている人たちがいるのであれば、書くしかないかなあ……。
人生最後の小説作品として。
死ぬまでに書き上げられるだろうか……。


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