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のぼみ~日記2019

2019/03/23

Aさん宅の私設民俗資料館?


ピンポ~ンと、久々にライチェル探検隊がやってきた。
お散歩行こうよ~、ってか。
はいはい。ちょっと待っててね……。

で、途中で近所のAさん宅が見えてくると、突然「Aさんの家に行く~」と言いだして、ズンズン進んでいく。仕方なくついていった。
突然の探検隊襲来に、Aさんニコニコしながらお孫さんと一緒に出てきて、そのまま黙ってご自慢の蔵を開けて見せてくださった。


江戸時代から平成まで、いろんなものが入っている。民俗資料館と田舎町によくある古道具屋さんが合体したような感じ。

健康器具ですかね。ダンベルみたいな。

昔の消防車。圧力ポンプは自転車の空気入れなんかについている加圧タンクと同じ方式。


別の納屋には馬車と鞍があった。



たまたま来ていた娘さんの子だという。ライチェル探検隊がお兄さんお姉さんに見えるという図。




梅が満開。


なぜか、知らない人のお墓を参拝する探検隊の二人。


Aさんちの蔵は新しいが、檜造りで立派。マーシャル(でも日本製)のアンプ、フェンダーストラトキャスターとギブソンレスポールのコピーモデル、鈴木バイオリン製作のクラシックギター、ヤマハの足踏み式オルガンなどなど、楽器類もあって面白かった。
ギターはエレキは二本ともボリュームつまみが回らない。錆びついているのだろう。本体はしっかりしていてネックの反りなども感じられなかったので、パーツを交換して手入れしてやれば十分にまだ使える。
アンプはピーガーいって音が出なかった。
クラシックギターは弦を張り替えて磨くだけで使える。
足踏み式オルガンはとてもいい音がしたが、いくつか音が出ない鍵盤がある。
江戸時代のすご~く貴重なものからただのガラクタまで、玉石混淆状態なのが楽しい。
小学校の社会科見学などに協力しているらしくて、ゆうくんは学校の授業で来たことがあると言っていた。

2019/03/25


また買ってしまった100円のおつまみ。安い。

2019/03/26

親父メモリアル冊子


ネット動画葬儀と一緒に作ったメモリアル冊子がようやくできてきた。10日近くかかったのは珍しい。3月で、卒業式関連のグッズ製作注文が殺到していたのだろうか。
8ページフルカラーで1冊100円ちょっとのコスト。
10冊作ったのだが、いざとなると送る先がない。短歌の会でお世話になっていたかた二人と、叔父夫妻のところ。デイホームには2冊持って行ったが、それでおしまい。
手元に残った5冊を見ながら、人生ってなんだろうと改めて考える。
親父が肉体として存在していた世界と、消えた世界が同じ一つの世界なのだということが、単純には信じられないような、奇妙な感覚に襲われる。
自分を視点にして見たら、自分が肉体として存在し、毎日、起きてから寝るまでに知覚するあらゆることが存在している世界と、自分が消えてしまい、知覚できなくなった世界は、確実に「別のもの」である。ということは、「世界」というのは無数にある。あるいは、世界は絶えず変質、変化しつづけているので特定できない……というようなことにならないか?

亡くなる前の親父や今の義母が生きている「世界」は、僕が知覚している世界に彼らの夢の世界(脳が生成している非現実の世界)がごちゃごちゃになっている世界だ。つまり、僕と同じ世界には生きていない。
……そんなことも考えてしまう今日この頃なのだなあ。







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