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のぼみ~日記2019

2019/04/21

500円のリコーダーと732円のリコーダー


例によって、Amazonの梱包テロ↑

親父の遺品の中にオレンジ色のリコーダーがあった。500円の値札が貼ってある。自分で買ったのだろうか? 助手さんが吹いてみたいというので、水洗いしてから水切りしたら、スポッと抜けて粉々に砕けてしまった。あらら……。
音を出す前に壊してしまったのがなんだかモヤモヤするので、Amazonでリコーダーを探したら、ジャーマン式とバロック式というのがあるらしい。
ジャーマン式は小学生が使っているやつだが、ジャーマン式があるのはソプラノだけで、他のリコーダーは全部ジャーマン式だから、ソプラノを買うにしてもバロック式のほうがいいとか書いてある。
で、バロック式のソプラノリコーダーをポチしてみた。

Amazonで購入で732円だった


翌日届いたのだが、あ、やっぱり「ファ」のポジションが慣れないわ。EWIでも「ファ」はジャーマン式で吹いているのだと知った。
小学校4年生のとき、これで「アマリリス」を泣きながら練習したっけなあ。
その後、鼓笛隊で「軍艦マーチ~君が代行進曲」をやらされた。今でも吹けるかな、とやってみたら、やっぱり指がもつれる。小学4年生のときのほうがうまかった、というお粗末。

結局、その一瞬だけで、また仕舞ってしまった。安いとはいえ、こういう無駄遣いはいかんね。

バロック式は下から4番目の穴が小さいんだって↑



やっぱり小学生用なのね。ベルマークって、今でもあるのか……


2019/04/22

短歌の会から


短歌の会から寄せ書きが送られてきた。遺骨のところに置く↑

2019/04/25

親父の残したノート


玄関に置きっぱなしになっていた、親父の遺品。ホームの部屋から引き取ってきた荷物。
小さなスケッチブックは、だいぶ前に見た男体山の絵が最後で、描き足してなかった。
親父にしては雑すぎる自画像みたいな絵があったので、なんだこれ? と思ったら、あたしが親父に「絵を描きなよ」と鼓舞する意味で、目の前でパパッと描いたやつだった。すっかり忘れていた。右下の「よ」というサインで思い出した。

ノートがあったので、中を見ると、新聞のコラム切り抜きや、それを抜き書きしたメモが……。
ビッシリ書き込む癖は、父親・鐸木巌が若いときに書いたノートの中身にそっくり。親子なんだねえ。

スケッチブックの解説文にまで赤線が引いてある↑



雑な絵だなあ。親父らしくないなあと思ったら……あたしが描いていた↑ nice sketch! というのは、親父が後から書いたらしい。



これが最後に描いた絵になったのかなあ。日記を確認したら、2017年8月にはこの絵はあった。2018年には、短歌を書くのが精一杯で、絵は描けなかったんだろう。



大学ノートの中身は新聞のコラムなどの抜き書きが多かった。いい文章ばかり抜いているね。2016年あたりは、まだこんな感じでいたんだなあ。



以前にも日記に書いた、親父の父親・鐸木巌が残したノート↑。このビッシリ感がそっくり。血は争えない?
知的な冒険が好きで、最後まで生に貪欲だった親父。自分の脳が壊れていくのと戦っていたのか、それとも、ただ単に、昔からそういう性格だったのか。
いずれにしても、生きるというのは、孤独で、残酷だなあと思う。


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