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のぼみ~日記2019

2019/12/03

地震


今日は起きたらかみさんが「のぼるくんが吐いたものに血が混じっている」と言って、獣医さんに行く準備。電話したら「そういうことはよくあるので、少し様子を見てください」とのことで、これはなくなった。
その直前に震度3の地震。
このところ地震が続いていて不気味である。CDラックが倒れた。
折りしもNHKが『パラレル東京』と題した「首都直下型地震シミュレーションドラマ」を連日放送している。首都直下地震への注意喚起が目的で「ドラマ仕立てにすれば多くの視聴者に見てもらえ、実感してもらえる」ということで企画されたようだが、あまりの出来の悪さに気分が悪くなった。
主演女優?の過剰な演技と作った表情が、リアリティをどんどん阻害していく。脚本もひどい。ありえない台詞やら行動の連続。
巨大地震に襲われた東京のテレビ放送局で、ヘルメットも被らないアナウンサーがチャラい服装で絶叫しまくるなんていう放送があったら、視聴者はみんな「ざけんなよ」と思うだろう。
ドラマの内容をスタジオで生解説するという意味もまったく理解できない。なんで生? NHKにしかできないであろうせっかくのCG映像でも、しょーもないゲストの表情をずっとワイプで抜きまくっている。本当に不愉快極まりない番組だった。
同じCG素材や取材資料を使って、まともな番組を作り直せ、と言いたい。



その後、義母の特養探しと相談のために、なう1(今市)へ。
昨日急遽ケアマネさんから、今月そこで判定会議が開かれるらしいので、今駆け込み申し込みをすれば引っかかる可能性があるかもしれないと言われて。


今日は助手さんの誕生日なので、山本鉄筋の社員食堂にでも行くかなと思っていたら、話をしているうちに通り過ぎてしまい、急遽琥侍(こさむらい)に。梅干しご飯を前菜にしてラーメンを待つ。

しばらく来ていないうちに、メニューがかなり変わっている。

醤油ラーメン。780円(税込)

平打ち麺と細麺が選べるが、当然?平打ち麺を注文。


ドリップスープなるものがウリになったらしい。
4か所目の特養で説明を受け、申し込みもした。そこで「特養はやはりすぐに入れる保証はないので、同じ系列でやっている老健にもあたってみては」と勧められ、買い物をしてから老健へ。
義母はもはやリハビリでどうのこうのという状態ではないので、老健はないなと思っていたのだが、全室個室タイプで、特養待ちの人も多く入っているし、特養よりも空きは出やすいから、ショートステイで緊急避難するよりも老健に入れてしまったほうが楽なのではないか、という話だった。 移動中の車からかみさんがケアマネさんに電話してそれを告げると、はっきりと「リハビリさせられますよ。お勧めしません」と言われたそうだが、特養のスタッフが3時に相談員との面談を予約してくれていたのでそのまま向かう。
老健の担当ケアマネさん(男性)は大変ていねいに説明をしてくれた。2時間ほど、こちらも向こうも、本音をぶつけての話し合い。しっかりと「昨今の老健事情」を裏話まで聞くことができて、ものすごく勉強になった。

3年前の制度改定以後、国からの老健への「自宅復帰を前提としない収容者は入れるな」プレッシャーは今まで以上に強まっていて、経営的にもどんどん厳しくなっているという話から始まり、とはいっても、もう先が見えない入所者を病院に逆送りすることも家に戻すこともできないから、実はうちでは胃瘻や鼻からチューブで栄養経管の人までいる、という打ち明け話やら、老健に入れた場合、特養待ちといっても緊急度の点数が下げられるので、その後の特養への待ち期間が長くなる可能性が高いという話やら、いろいろ……。

終わったら外はまっ暗。今日はライチェルのお散歩もできなかった。
どっと疲れたなあ。
助手さんの高齢者入り誕生日の日に、施設から追い出されてしまう親の入所先探しやら作戦会議で1日が終わるというのも皮肉だ。
12月……。年明けにはいよいよ施設を閉め出される。
どんな年末年始になるのか……。

12月の蚊


まさか刺さないだろうと見逃していたら、しっかり刺されていた……ったく

2019/12/04


落ち葉が本格的になってきた。雨樋が詰まるのよね。
連日の地震で、またまたラックが倒れ、今回は本棚も外れてのせてあったものが全部床にぶちまけられてしまった。

え? 震源はモロ日光じゃん。やだな~、令和今市地震なんてゴメンだぜ。




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