一つ前の日記へ一つ前 |  目次   | 次へ次の日記へ

のぼみ~日記2019

2019/12/24

東武日光線グルメ旅


先日テレビでやっていた「ヒルナンデス!」(日テレ)の「東武日光線の樅山を出発し、東武日光までの各駅で下車してご当地グルメを探す旅」というコーナー、最寄り駅の下小代の手前で「では続きは次週」となってしまったのだが、今日、その続きを見ることができた。
やっぱり下小代ではBaumだった。
下小代は我が家から3.5kmくらいで、あたしがいちばんよく使っている駅。といっても、年に2、3回なんだけど……。
ちなみに助手さんはもう少し近いJR日光線の文挟駅(うちから2.8km)を使って宇都宮~湘南新宿ラインで上京……というコースがほとんど。

下小代も文挟も無人駅。切符券売機もないどころか、下小代には周辺も含めて自販機ひとつない。先日の明大前まで鈍行乗り継ぎコースなんかだと、弁当どころか、飲み物も家から持参していないと辛いことになる。途中からは通勤列車が2時間以上続くので、トイレも行けないしねえ。
今までは新鹿沼で特急に乗り換えていたのだが、ダイヤ改定後は乗り換えの待ち時間が40分なんていうのが増えて、使いづらくなった。そんなのなら、新鹿沼まで車で行って、駅前の駐車場に入れたほうがいい。24時間以内なら600円以上にはならないし、常にがら空きだから安心。

さて、下小代で下りてグルメ……といっても、駅から歩ける距離にあるお店はカフェ&バー バウムだけ。少し歩くと蕎麦屋の行川庵もあるが、どっちかな~と思いながら見ていた。
すると、駅に着く直前、車窓からカフェっぽい建物を見つける、という流れに。

下小代に向かう一行↑ ↓駅に着く直前に車窓からeast fieldを見つける


いよいよ下小代駅


これは駅の東側出入口から出ると下に降りていく道沿いにあるeast fieldという鉄でアート作品を作っている工房。
ちなみにホームから階段を登って跨線橋(こせんきょう)を右に行って下に降りると自動改札機のある出入口だが、左に行くと自動改札機さえない出入口になるので、ICカードやモバイルSuicaさえ使えない。学生や通勤客などはここを使っているが、どうやっているのかしら? で、ロケ隊もそこから出ちゃったようだが……?? ぶらり途中下車というより、シラッと途中下車かな。

↑この階段を登って右に行って下りるとICカードとスマホアプリのみの自動改札機があるが、左に行くと何にも設置されていない出入口。



↑あ~、自動改札機がないほうから出ちゃってる……



後ろに見えているのがまさにBaumの駐車場でもある。
ここeast field。小代ルネッサンスというアート系イベントをやるときの会場の1つでもある。⇒2013年ののぼみ~日記では、Baumができる前の建物の様子が記録されている



east fieldはBaumの若奥さん?の親戚がやっている。この人は叔母さんにあたる。


↑ナイスなパス出し↓



この外観だけじゃなくて、ドアの取っ手とかスポット的なインサートも欲しかったな。



おお、マスター登場。↑完全に演技させられてる感アリアリだなあ↓ 「最初はちょっと渋っている感じでお願いします」とか言われたんだよ、きっと(^^;;



Baumが全国ネット地上波で紹介されたのか~。



若奥さん、一瞬映ったが、控えめ

隣の「森のふくろう」の親方が若奥さんの父上。なんか謎めいてかっこよく紹介されているな。



サラダが大きいのが嬉しいランチメニュー。都会から来た客はサラダにまず感激している。

↑胸が危ない……
そんなわけで下小代は終了。よかったね! 次は明神。ここは知っていないと見つからないぞ~。

前にも書いたけれど、あたしがガイドだったら、
……という感じなんだけど、結局、当たったのはBaumだけだった。駅のそばにはBaumしかないから確率高いんだけどね。

この手の番組、普通は下調べや仕込みが必ずあるものだけれど、全部見た感じ、どうも本当にぶっつけ本番でやっているようだ。
駅からスポットまでの移動でこっそりロケバス移動していないかもチェックしていたのだが、「あの距離を10分ではきついな~」と思う場面では本当に走っていたようだし、「これは絶対に間に合わない」と思う場面(下今市でニコ本や「味の大塩」に寄って駅に戻るとき)も「結局3本乗り遅れた」と言っていたので、本当のようだ。
「味の大塩」や「船村徹記念館」(ニコニコ本陣内にある)は事前の仕込みかな、とも思ったが、駅からまっすぐ南下すれば味の大塩や和菓子屋の「みかど」だから、行き当たりばったりで見つけた可能性も高い。

そっち方面に出たなら、もうちょっとマニアックにこだま食堂の600円定食やニジコの500円炒飯を紹介したいところだけど、まあ、無理だわね。

下今市駅からの経路。和菓子の「みかど」は大塩の通りを挟んで向かい側だから、これも自然な流れか。(Googleマップより)

下今市はいくらでも店があるけれど、上今市は公園しかないからどうするんだろう。報徳庵も、この時間だと閉まっているだろうし……と思っていたら、報徳庵とは反対側のほうにズンズン歩いて行き、春日町交差点付近、ほとんど下今市じゃん、というところまで行ってたまり漬けを紹介していた。

……どうも、本当に行き当たりばったりみたいだ。最近の主流なのかな。「定休日でした」「誰もいませんでした」みたいなのもそのまま放送するという手法。いいんでないの?

というわけで、久々にこの手の番組で楽しませてもらいました。




タヌパックブックス

★Amazonでも購入できます⇒Amazonで購入こちら

タヌパックのCDはこちら たくき よしみつの小説
  YouTubeのタヌパックチャンネルへ

『彫刻屋台図鑑01 鹿沼の彫刻屋台』

ユネスコ無形文化遺産登録で注目が集まる鹿沼の彫刻屋台。全27屋台を128ページフルカラーで「アート」として見つめ直す写真集。
B6判・128ページ フルカラー オンデマンド 無線綴じ  1680円(税別) 送料:220円
■ご案内ページは⇒こちら 

『彫刻屋台図鑑02 宇都宮・今市の彫刻屋台と天棚』 

写真・文:たくき よしみつ 写真:鐸木郁子  地元の人でも滅多に見ることがないという石那田、徳次郎の屋台(計12台)の他、今市の6台、その他、東下ヶ橋の天棚など、合計23台をフルカラー写真で収録。収録写真画像500枚超。類書がない貴重な資料。
B6判・132ページ フルカラー オンデマンド 1680円(税別) 送料220円
ご案内ページは⇒こちら

小説・神の鑿 ─高遠石工・小松利平の生涯─

「神の鑿」石工三代記の祖・小松利平の生涯を小説化。江戸末期~明治にかけての激動期を、石工や百姓たち「庶民」はどう生き抜いたのか? 守屋貞治、渋谷藤兵衛、藤森吉弥ら、実在の高遠石工や、修那羅大天武こと望月留次郎、白河藩最後の藩主で江戸老中だった阿部正外らも登場。いわゆる「司馬史観」「明治礼賛」に対する「庶民の目から見た反論」としての試みも。

B6判 250ページ オンデマンド 1280円(税別) 送料:220円
ご案内ページは⇒こちら


Kindle版は643円。(Kindle Unlimitedなら0円)Amazonで購入⇒こちら

HOMEへ 狛犬ネット入口目次へ

狛犬ネット売店へ
『神の鑿』『狛犬ガイドブック』『日本狛犬図鑑』など、狛犬の本は狛犬ネット売店で⇒こちらです


更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
   Twitter   LINE


一つ前の日記へ一つ前 |  目次  | 次へ次の日記へ


Kindle Booksbooks    たくきの音楽(MP3)music    目次へ目次    takuki.com homeHOME


Google
nikko.us を検索 tanupack.com を検索