今日は全国高校駅伝と漫才のM1グランプリがあるので、追っかけ再生でCMを飛ばしながら見る。
駅伝は、栃木県の他、住んだことのある福島、神奈川、新潟の代表を気にしているのだが、栃木はいつも真ん中からちょっと下くらいで、目立たない。今回も20位台かなと思って見ていたら、栃木県代表那須拓陽高校はいきなり断トツのビリ。46位の選手が行ってからも35秒も待たされる2区の 手塚啓介くん。トップとはいきなり4分9秒も開いてしまい、もう笑うしかない(↑)。
何があったんだ? 特に怪我したとか、苦しそうな顔で入ってきたとかも感じられなかったのだが……。
助手さん曰く「ユニフォームはお洒落なのにねえ」
あたし「郡司先輩に顔向けできんな、これは」
最後は38位。
助手さん「やった! 40位台脱出ね! これでなんとか栃木に帰れるわね」
あたし「うん、よかったよかった」
で、今回ビックリしたのは、高知県代表の高知中央高校が第2中継所での襷渡しのときに足がラインから向こう側(入ってくる選手側)に出ていて失格になったという件。
録画を見直して確かめたら、↓こうだった。
失格になったグレ選手の足は一瞬ラインの向こう側に出ていたのだというが……
ほんっとに、ほんの一瞬のことじゃないのよ。これで失格は可哀想すぎるでしょ。
グレくんは春に入学するはずがコロナでケニアを出国できなくなり、ようやく秋に来日したけれど、着くなり2週間隔離され、練習に合流した翌日が県の予選会。そこで区間新を出したが、その後の四国大会は中止。チームは本大会初出場をつかんだが、これが駅伝2回目。
45位で襷を受け取り、39位にまで押し上げた力走が無になってしまった。しかも、本人だけでなく、襷を渡した2区の選手の記録も消されてしまった。
1mも2mもはみ出してというならわかるけど、靴一つ分くらい、しかも一瞬じゃないの。う~~ん。
その後、TBSの陸上取材班がツイッターで「昭和の中継所、いろんな意味で危なすぎ問題」と題してこんな動画をのせていた↓
中継ラインなんかみんな跨いでいるし、グチャグチャにひしめく選手の間を割って入って白バイが突っ切って行くし……これに比べれば、グレくんの「靴一個分はみ出し失格」なんて……ほんとに可哀想すぎる。見なかったことにしてあげればよかったのに。