一つ前の日記へ一つ前 |  目次   | 次へ次の日記へ

のぼみ~日記 2021

2021/03/27

オリンパスStylus1とキャノンG9X



悩んだ末に、パナソニックのLX100というカメラをポチしてしまった。
まだ届かないのだが、どうやって使い分ければいいのか?
すでに壁からぶら下がっているコンパクト機は6台くらいある。
LX100は、Stylus1とほぼ同じ大きさ。Stylus1でいまひとつだなあ、と思える場面で、明らかにStylus1よりもきれいな写真が撮れるなら……と思ったのだが、どうなんだろうか。

LX100はセンサーが4/3(フォーサーズ)で、大きなセンサーの周辺を見捨てて使うという大胆な発想で作られている。
Stylus1よりはずっと画素ピッチが大きいので、きれいな絵になる……はずなのだが……。
いや、待てよ。センサーが大きいということなら、すでにG9Xを持っているではないか。なぜG9Xを使わなくなっているんだろうか……。

というわけで、LX100が届く前に、ほとんど忘れられているキャノンG9XとStylus1を改めて比較してみることにした。


左(スマホの人は「上」かな)がキャノンG9X、右がオリンパスStylus1で撮った渋井桜。
色味が違うけれど、こういう写真ではどうという差があるわけでもないかな。

↑G9X



↑Stylus1



↑G9X

↑Stylus1



↑G9X

↑Stylus1



↑G9X

↑Stylus1



ここまではまあいいのだが、なぜG9Xを使わなくなったかを再確認した。マクロ撮影が苦手なのだ。
近いものにピントが合わない。MFで合わせようとしてもリングでそれができない。もともと広角端以外では最短撮影距離が長い。
2年前に確認していたのだが、使わずにいるとすぐに忘れてしまう。
デジタルテレコンに切り替えないと近いものを大きく撮ろうとするときにピントが合わない。うまくピントが合えばきれいに撮れるのだが、とても面倒くさいし、相手が昆虫などであればもたもたしている間にどこかへ行ってしまう。
それならとりあえず光学ズームでもしっかり撮れるXZ-10のほうがいいじゃないか……ということになったのだった。


↑G9Xではこういう場合、AFがほとんど使えない。デジタルテレコンに切り替えるとうまくいくことが多いが、面倒だし、そのやり方をすぐ忘れる。



↑Stylus1は特別なことをしなくてもサクッとピントが合う。

遠景ではG9Xはこれが最高倍率。



Stylus1では楽勝でこの倍率にできる。124mm相当だが、まだ300mm相当の半分以下しか伸ばしていない。
……というわけで、G9XがStylus1に圧倒的な画質の差をつけることはほとんどのケースではない。
一方で、28-300mm相当全域でF2.8のStylus1の使いやすさは何にも替えがたく、お散歩カメラとしての優位性は揺らがないわけだ。
G9Xが近距離撮影にもっと強ければ、コンパクトさではG9Xなので、少なくともXZ-10に取って代わるのだが……。
カメラの設計は難しい。


ガバサク談義へ
たくきのカメラガイドはこちら

★このページの写真は、オリンパスのStylus1で撮りました。
幸せビンボー術
こんな時代をなんとか生き抜くために

地方移住から金のかからない趣味の楽しみ方まで「幸せビンボー術」はこちら



更新が分かるように、最新更新情報をこちらの更新記録ページに極力置くようにしました●⇒最新更新情報
    Twitter   LINE


一つ前の日記へ一つ前 |  目次  | 次へ次の日記へ


Kindle Booksbooks    たくきの音楽(MP3)music    目次へ目次    takuki.com homeHOME


Google
nikko.us を検索 tanupack.com を検索