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のぼみ~日記 2021

2021/04/04

リキュウバイ


家の脇に植えてあるリキュウバイが咲いている。
リキュウバイって、利休の梅と書くらしいけれど、バラ科ではあっても、梅とは少し関係性が薄いらしい。
バイカシモツケ、マルバヤナギザクラ、ウメザキウツギ、ウツギモドキなどの別名を持ち、中国原産だとか。
腰にぶら下げていたXZ-10でサクッと撮ってみた。

↑オリンパスXZ-10 62mm相当、1/640秒、F3.5、ISO:100、WB:Cloudy

↑1/500秒、F4。
白い花弁が白飛び寸前できれいに映えている。やっぱりXZ-10はこういう写真は大得意なんだな。
隣のマルバノキの葉っぱもついでに……。

XZ-10 26mm相当(広角端)、F3.2、1/400秒、ISO:100、WB:Cloudy

↑同じものを望遠マクロで撮ってみる。56mm相当、F3.2、1/400秒


↑それをIrfanViewで一発補整した。ちょっとやりすぎの感もあって、味がなくなったけれど……
望遠側にズームしてもレンズのF値が3.2のままなのが効いている。
XZ-10はとにかくレンズがいい。センサーはSONY製の1/2.3型で小さいのだが、画素数をまだ1200万画素にとどめていた時代のもの。今はもうその画素数にとどめた1/2.3型センサーは作っていないはず。カメラ自体が製造終了、というか、オリンパスがカメラ事業からほぼ撤退しているので、後継機種は出ない。
XZ-10とStylus1はオリンパス最後の名機だと言える。

しつこくもう1枚。97mm相当、F2.8、1/320秒、ISO:100


↑それをIrfanViewで一発補整。


97mm相当まで引っ張ってもF2.8、ISO:100で撮れるのは明るいレンズのおかげ。

↑26mm相当、F3.5、1/640秒
↓それをIrfanViewで補整



↑97mm相当、F3.5、1/400秒、iOS:100
↓それをIrfanViewで補整



XZ-10の望遠マクロはやはり素晴らしい。この使い方をしたとき、大型センサーのRX100ⅢやLX100よりきれいで印象的な絵になることが多い。画素数を欲張らない小さなセンサーに明るいレンズを組み合わせるとこんなカメラができるのだなあ。
SONYはセンサーの技術が上がるとすぐに画素数を上げてしまう。映像エンジンの作り方も極端に美白っぽい絵作りを目指している感じで、どうにも馴染めない。

さて、家に入ろうとしたら、足元にスミレが一輪。
ああ、これ、毎年ここに一輪だけ咲くのよね。今年も咲いたか。砂利の間からけなげに顔を出す。けなげスミレ。

↑XZ-10 26mm相当(広角端)、F2.5、1/400秒、ISO:100、WB:Cloudy



↑81mm相当、F2.8、1/320秒、ISO:100、WB:Cloudy

花や新緑、紅葉、昆虫、小動物の季節のお散歩カメラとしては、XZ-10は安心できるカメラだ。
同じカメラを2つ買ったのは、後にも先にもXZ-10だけだ。
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