今朝方、ものすごく変な（嫌な）夢を見た。
夢の中の自分は新婚でアパートに入居したばかり。まだ家具もろくに入っていない部屋で蒲団だけ敷いて二人で寝ているのだが、一緒にいるのは大柄で骨太？な体格の女。デブというほどでもないが、なんかズドーンとした体型で、腹部はくびれてない。美人でもない。
なぜこの女と一緒になったのだろう、という疑問と恐怖に近い感情を抱きながら蒲団に潜り込む。
一緒のその女は「冷蔵庫がほしい」と言う。
見ると、部屋には家具はないのに、そこそこの大きさの冷蔵庫がある。しかし、扉が壊れていて閉まらないみたいで、半開きになっている。
ああ、これはまっ先に買わなくてはな。あと、ネットの配線もすぐにしないと仕事ができないな。今日は特に仕事で外に行く予定はないから、さっそくやらなくては……などと思いながら、ふと押入のほうを見ると、押入の戸が開いていて、中に、体育座りをした顔色の悪そうな女がいる。
ぎゃ～～！　と大声を上げる俺。
その女が押入から出てくると、皮膚のあちこちが粉を吹いたようになっている。これは病気なのか、それとも長いこと風呂に入っていないので苔が生えたのか……。
どうやら、行き場をなくして、空き家になっていたこの部屋に潜り込んでいたらしい。
で、なんとその女だけではなく、男の子ふたりがオマケについていた。5歳と3歳くらいだろうか。
粉吹き女に「とにかく出ていけ。すぐに出ていかないと警察を呼ぶ」と言うと、男の子が殴りかかろうとするかのように身構える。
その男の子に俺は「暴力だけは絶対にダメだ。一度暴力をふるうと、おまえのお父さんみたいな人生が待っているぞ」と説教する。（その子の父親が別にDVかどうかなんて分かるわけないのに）

＜＜　そのへんで一度トイレに起きて、今見ていた変な夢はなんだったのだろう、どういう意味があるのだろうと考えながら、また寝る。
のぼるくんが、ソロソロっと近づいてきて、頭の上を横切って壁際に座り、ゴロゴロいいはじめる。（ここは現実）　＞＞

そこから続きのような夢を見るのだが、俺の「仕事」というのは、外をうろついている小さな恐竜を手懐けるという仕事で（そんなプロがいるのか？）……もう滅茶苦茶……。
その後も、もわもわした夢の続きを見ていたと思うが、記憶はない。
起きた後、押入から粉吹き女が出てくるあたりだけが記憶に残っていた。

なんか、ものすごく後味が悪くて、起きてもしばらくはその夢の分析を試みていた。
自分の生き方がいかにズルく、いい加減なものだったかを象徴している夢のような気がして。
あの大柄な女は誰だったのだろう。どこかですれ違っている何人かのイメージの集合体だろうか。
（あの人とあの人のイメージが混じり合ったのかな……なんて、少しは心当たりもある。）
粉吹き女とその連れ子の男の子2人はなんだったのだろう。その子に偉そうに説教する自分の薄っぺらさ……。
（本気で関わり合う気もないくせに）
なんか、こういう夢を見て、自分の人生を振り返るというのは、人生の終わりが近いということなのだろうな、ということだけは分かる。
今見ている韓国ドラマの影響もあるのかな。

ナビレラ

その見ている韓国ドラマというのは『ナビレラ』。
Netflixでやっていて、1回75分前後が12話という連続ドラマ。
これがもう、事前情報以上にものすごいクオリティで、ひたすら感心してしまった。

過剰な演出がなくて、ひたすらていねいに作っていて、いやもう、脱帽。
多分、役者の質は日本と大きくは違わないと思うのだが、制作陣の質が日本とは段違いなんだろう。
才能をしっかり発揮できる場がある韓国のエンターテインメント業界。
原作はWEB漫画なんだそうだが、脚本と演出が素晴らしい。
役者のキャスティングも絶妙で、ほんとに真面目に作っている。
日本は、芸能事務所とテレビ局が、作品の中身よりも、今人気があるのは誰だ？　とか、話題性を持たせるには誰を使えばいい？　とか、そんな論理が先行しているから、才能を持った人材が表に出てこない。

話の内容は、70歳になってバレエを始める老人と、バレエに目覚め、才能がありながら伸び悩んでいる少年との交流……といったものなのだが、主人公の老人の年齢が今の自分に近いことや、死んだ親父の姿に重なってきて、辛かった。
随所で、ああ、俺は親父に対して愛情が足りなかったな、冷たかったな、照れが先にあって、人間としてまっすぐに向き合えていなかったな、という後悔がこみ上げてくる。
涙も出るのだが、涙の意味が違うというか……自分に対する情けなさや後悔による涙なのだ。

そんなことも、変な夢に影響していたのではないかと思う。

詐欺メール

Amazonを騙った詐欺メールがまた来た。
ほとんどはspamフィルタに引っかかって、届かないようになっているのだが、これはフィルタをすり抜けてきたことになる。
AmazonのAを全角にしたり記号にしたりしているのは、普通にAmazonと書くと、spamフィルタに検知されて、Amazonからのメールではないことがバレて削除されてしまうからだろう。いろいろ考えてるね。「arnazon」も苦笑したが、これでフィルタをすり抜けたのだから笑ってばかりはいられない。
ちなみに宛先はAmazonには使っていないメールアドレスなので、これでもすぐに分かった。複数のアドレスを使い分けることで詐欺メールを見破りやすくなる。

album大塚康生

パノラマ堂さんから、こんなミニ写真集が送られてきた。改めて、追悼……

2021/06/30

ゼオライト

池の水質浄化のために取り寄せたゼオライト。「ヘ池」でオタマが育たなかったのは、底の泥が腐ってアンモニアとか有害物質を発生させていたからだと思うので、いろいろ調べた末にこれに行き着いた。20kg。北海道産。効果あるかな？

これが原因で、今元気に泳いでいるオオカミ池のオタマまで死んでしまうとまずいので、まずは「ヘ池」、ミニ池、丸池で、底の泥を掻き出してからこれを入れた。
粉になっているのが水に混じって白濁したが、メダカは元気なまま。大丈夫みたい。

それにしても、「ヘ池」の泥を掻き出した際、ヤゴ（多分、ヤブヤンマ）は何匹か出てきたけれど（戻しておいた）、オタマは一匹もいなかった。

↑かわず庵の庭を飛ぶオニヤンマ。先日はヤブヤンマも見かけた。

ミニ池ではオタマが1匹そこそこ大きく育っているのを発見。こんな劣悪な環境でも生きている。しかも、ヒバカリもいたのに。
よほど生命力が強いのか。頑張れ。