先日の大田原方面遠征での狛犬写真があまりにも情けない写りだったのにショックを受けてしまい、いろいろ悩んでしまった。
狛犬の写真は、相手が石の塊で表面に色味が乏しくペタッとしているし、神社の境内は暗いことが多いので、写真としてはかなり特殊なものなのかもしれないが、それでもLX100の色味のおかしさや階調の浅さは納得できない。
オリンパスのフォーサーズ機が向いているのかも知れない、などとも思ったが、今からフォーサーズのカメラとレンズを揃える気力も金もない。それでダメだったらものすごいショックだしなあ。
結局、SONYのα6000にSONYの50mm/F1.8をつけて撮ったときがいちばんいい写真になる確率が高い。失敗写真も多いのだが、ハマったときはそこそこいける。
しかし50mm(APS-Cだから実質は75mm相当)は使いづらい。足場に余裕がないと全体像を撮れないことも多い。
そこで、サブ機のSONY NEX-5Rに30mm固定焦点レンズや18-55mm F3.5-5.6というセットレンズをつけたものと併用したりもしていたが、それも納得のいく写りにはなかなかならない。
ついには中国製のマニュアルレンズを試したりもしたが、これも狛犬には向いてない。
で、今度はシグマの19mm固定焦点レンズF2.8というのを買ってしまった。中古で1万円ちょっと。
しかし、パッとテストした感じでは、18-55mmの広角端とあまり変わらないような……。
まあ、今度、遠征したときにでも試してみよう。
相変わらずのAmazon梱包
NEX-5Rに取り付けたところ↑↓
Eマウントの安いレンズ群。左から、今回購入したシグマ19mm F2.8、シグマ30mm/F2.8、SONY30mm/F3.5 Macro、SONY18-55mm F3.5-5.6
シグマの19mm/F2.8と30mm/F2.8(右)
どちらも大玉というのとはほど遠い。安価だしなあ。
こちらはSONYの30mm/F3.5と18-55mm/F3.5-5.6
届いてすぐ、SONYの18-55mmズームとの比較をしてみたかったのだが、カメラの設定がまずくて、19mmのほうはISOが100に固定されてしまっていたため、正確な比較にならなかった↓。
↑19mm/F2.8 1/8秒 ISO:100
↑18-55mm/F3.5 18mm 1/80秒 ISO:2000
ISOとシャッター速度が違いすぎるので比較にならないのだが、なんだか変わらないような……う~みゅ。
2021/07/01
というわけで、3日後、小雨が一瞬やんだ瞬間にバルコニーで、パパッとまた比較テストをしてみた。
今度はシグマの30mmとSONYの30mmも出してきた。カメラはSONY NEX-5R。
↑シグマ19mm/F2.8 F3.5、1/200秒、ISO:100
↑SONY18-55mm 18mm、F3.5、1/160秒、ISO:100
↑SONY18-55mm F4.0 27mm、1/100秒、ISO:100
SONY 30mm/F3.5 F3.5、1/160秒、ISO:100
シグマ 30mm/F2.8 F3.2、1/250秒、ISO:100
う~~ん。なんか違いが分からんなあ。これなら18-55mmをつけておくほうが利便性がいいし、悩む必要がなかったような……?
↑シグマ19mm F5.0、1/80秒、ISO:100
↑SONY18-55mm 42mm、F4.5、1/80秒、ISO:100
↑SONY30mm F4.5、1/80秒、ISO:100
↑シグマ30mm F3.2、1/250秒、ISO:100
これまたよく分からないなあ。単焦点レンズのよさみたいなのが、この撮影状況だと際立たないのかなあ。それとも安い単焦点レンズは、所詮この程度ということなのかなあ。
シグマ19mm F2.8、1/160秒、ISO:100
SONY18-55mm 19mm、F3.5、1/100秒
SONY30mm MACRO、F3.5、1/125秒
シグマ30mm F2.8、1/160秒
いやもう、分からないわ、これ。
開放にしたとき、F2.8はF3.5より若干背景がぼけているのは分かる(あたりまえだ)。でも、手前の対象物の写りは変わらないように感じる。
結論としては、NEX-5Rにセット販売でついてくる18-55mm/F3.5-5.6ズームの性能はかなりよいので、安物の単焦点レンズを使う意味はほぼない、ということなのかしら。
なんちゅう結論だ。トホホ。
こんなにとっかえひっかえしても意味なかった……?
トホホといえば、HX-90Vのバッテリー押さえが折れてしまった。青い小さなプラスチックのノッチみたいなやつ。
蓋を閉めれば電源は入るので、今のところ動作には問題ないのだが、蓋を開けるたびに電池がポンと飛び出してくるのは不愉快だ。
コンパクトカメラ、SONYとニコンはつまらないところが壊れるという印象がある。オリンパスやキヤノン、旧コニカミノルタあたりは比較的丈夫な印象。
オリンパスもコニカミノルタもコンパクトカメラから撤退してしまった。iPhoneの内蔵カメラに負けるようなクソコンパクトカメラはまだ少し生き残っているが、使えるカメラは現行機ではほとんど残っていない。
寂しいねえ。