東京五輪。運営側の不始末、不手際、非常識が続き、腹の立つことばかりだが、選手たちの躍動に集中して楽しませてもらおう。
2021/08/04
超人ワーナー
驚いたのはこの人。十種競技のダミアン・ワーナー(カナダ・31歳)
最初の100mで10秒12、走り幅跳びが1回目から8m24。今回の日本勢、100mでいちばん速かったのは山縣亮太の10秒15。走り幅跳び6位入賞の橋岡が8m10。単独種目でもこの人にかなわないんじゃん。
100mの単独種目に出ても予選突破できる記録。
泉谷、金井、残念!
期待の110mH。泉谷駿介は失敗して13.35。決勝に進めず。金井大旺はこけてしまった。
こうして並んだところを見ると、泉谷も金井も小さい。175cm。しかし、泉谷は凄い選手なのだ。100mの自己ベストが10秒37。走り幅跳びは8m09(追い風参考)。三段跳びは16m08。ワーナーほどではないにしても、万能なのだな。
泉谷の110mHベスト記録は今年6月の日本選手権で出した13秒06。ちなみに今回、決勝での優勝記録は13秒04、2位が13秒09だったから、泉谷が失敗せずに走り切って決勝に進んでいたら……まあ、タラ・レバはやめましょう。
女子400mHも凄かった
男子400mHに続いて、女子400mHでも大記録が生まれた。シドニー・マクラフリン(米国・7日に22歳)が51秒46。
ちなみに画面に出ているのは速報タイムで、正式は51秒46だった。
世界記録を0.44秒も縮めるとは……。ほんとに新国立競技場って、超高速トラックなの? この競技場が、五輪後はサブトラックがないために陸上の国際大会には使えなくなるというのだから、ほんとにバカ!
ちなみに日本の女子400m(ハードルなし)の記録は2008年に丹野麻美が出した51.75。51.46はこれよりも速い。世界はどんどん遠ざかるねえ。
それはそうと、マクラフリンにくっついているカメラマンの髭が気になる。
助手さん曰く「顔洗うときどうしてるのかしら」
水が汚い
マラソンスウィミングという新種目だそうで……。しかし、水しぶきが濁っていて、心配になる。お台場で泳ぎたい人なんていないだろうに。
魚はいるんだねえ。
助手さん曰く「うちでは買えそうもない高そうなお魚……」
助手さん曰く「なんだか釣りしているみたいね」
ほんまに。
海水まみれで、汚そうだなあ……
ボトルじゃなくて、プラコップで渡しているチームも……ほとんど海水じゃん。
あ、取り損ねたか。……選手が「汚いから飲みたくない」って拒否したりして?