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のぼみ~日記 2021

2021/12/27

さみ~で~ びすJr.


今年はまだ雪は降らないが、冷え込みは厳しい。さみ~よ



来年は「狛犬の精神史」というのをまとめようかと思っていて、こんな本を買った。
これは買ってよかった。知りたかったことが実に適確にまとめられている。
単なる災害史ではなく、社会の中の精神史というようなものが見えてくる。
支配者と被支配者という単純な構造ではなく、自分の所属する家や村という組織が命を守るために必要だったことなども、教科書で表面的に学ぶよりずっと深く考えさせられる。

2021/12/28

雛人形2020 2組追加


1月5日から1週間、日本橋髙島屋、6F美術工芸サロンで行われる雛人形展への出品作、残り2組も完成したので撮影。
今年は出来がいいと思うなあ。
身びいきではなく、年々うまくなっているし、安定してきている。継続は力なり、だなぁ。見習いたい。



助手さんの過去の作品は⇒こちらで

2021/12/29

情報統制下の世界


もはやまともな情報が入ってこない社会になってしまった。
このところ毎日チェックしているブログ4つがこれ↑

In Deep の岡氏以外は全員が現役の医師。

「日々予め幸せ」は救急病院に勤務している、いしいじんぺい医師のコラム……というか、研究発表的なもの。
オタクっぽいところがあってちょっと取っつきにくいけれど、そういう視点もあるのか、と気づかせてくれることもある。

おおきな木~は、札幌市で開業している関根徹医師のブログ。関根院長はDMATやドクターヘリも経験している現場バリバリの医師。
このところ相当怒っていて、ストレートな言葉をバンバンぶつけているが、まさに「その通り!」なんだよなあ。

長尾和宏医師はもはや説明不要だろう。拙著『医者には絶対書けない幸せな死に方』を書いたときも参考文献としていろいろ読んでいたので名前は記憶していたのだが、コロナになってからは最もまともな情報発信をしている医師として信用している。というか、その超人的な活動ぶりに唖然としている。
動画配信もほぼ毎日チェックしているが、こういう感じの人だとは思っていなかった。で、ますます人間として信頼できると確信するようになった。

In Deepの著者は岡 靖洋氏。1963年生まれの隠居人(自称)。この人だけが医師ではないのだが、資料収集や読破力は凄まじい。
メルマガではかなりトンデモ系と言われそうなことも書いているが、それは私と同じで、むしろ世界観は非常に近い。
ブログでは、意外にも?、いちばん冷静というか、原典、元データをていねいに和訳し、淡々と紹介していくというスタイルで、中庸を保っている印象。

これらのサイトが検閲で見られなくなったりしたら、いよいよ日本も終わり、ってことだわね。


ますます冷え込んできたよ



で、いつもの風景。コナラもすっかり葉を落とした

2021/12/30

富士山女子駅伝


楽しみにしていた富士山女子駅伝。例によって追っかけ再生で全部見る。
レース展開としては、優勝候補の名城大が全区間で1位を譲らない完全優勝みたいな勝ち方だったけれど、これはほぼ予想通り。
見どころはやっぱり5区。ゆうなっぱ、せいらちゃん、ゆうかりんの区間新記録3人連発はすごかった。
ゆうかりんはせいらちゃんから2秒遅れでたすきを受けた後猛追して一時は抜いた。この後抜き返されるんだけど、怪物・セーラービームに次いで区間2位。大学ラストランを飾る。
卒業後は山下佐知子監督の第一生命グループチームに入るそうだ。田村有紀の娘・マッキー(出水田 眞紀)と一緒に練習するんだねえ。引き続き応援するよ。

上のほうから「散歩か~い」と声がしたので顔を上げると、ゆいちゃんのじいちゃんがきょうも塗装作業していた。元気だなあ。

「佐渡國」から届いたお菓子


先日先に行ってしまった川内村時代の移住仲間Dさんが、原発爆発後に佐渡に渡ってから築いた「二宮萬友荘」という古民家カフェ?で作っていた大判焼き的なお菓子が届いた。
餡子担当は夫さんだったそうだけど、妻さんが後を継いで作り続けている。皮がもちっとしていて独特な食感。餡子も甘くなくて美味しい。
裏の製品表示ラベルには「佐渡國」とある。硬骨漢のDさんらしい。「阿武隈梁山泊」の仲間として気概のある生き様を貫いたDさんは誇らしい。
添えられていた長い手紙で、予兆もなく、急死だったと知って、ちょっとショック。
妻さんが気持ちを持ち直すにはまだまだ時間が必要みたいだけど、倒れずにいてほしい。


『阿武隈梁山泊外伝』

『裸のフクシマ』(講談社刊)の続編ともいうべき実録。阿武隈は3.11前から破壊が進んでいた。
夢や生き甲斐を求めて阿武隈の地へ棲みついた人たちがどのように原発爆発までを過ごし、その後、どのように生きることを決断していったか。
なかなか書けなかった赤裸々な実話、エピソードを時系列で綴った記録。
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その「二宮鬼瓦焼」を味わった後、助手さんに言われて数年ぶりに正月飾りを玄関に置いた。
去年も一昨年も親が亡くなって「喪中」だから出してはいけないと言われ、しまい込んだままだった。
喪中でお飾りを出さないという意味なら、今年ほど追悼する人が多い年はない。
親の死は、長い時間、見守った末のことだから、ある意味落ち着いて見送れたけれど、離れたところにいた先輩たちの突然の訃報は不意打ちだから、ショックが大きい。
でも、残された者として、今まで通り、来年も生きていきますよ、ということかな。
新年を「祝う」のではなく、年が変わろうが関係なく、「日常」の持続を表明するという意味で……などと、自分を納得させて取り付けた。
この獅子は川内村時代から十数年間ずっと一緒にいるやつだから、そういう気持ちを込めるのにふさわしい。

           


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