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のぼみ~日記 2022

2022/01/03

諦めの境地で迎える正月


今年のお正月は、いただき物の餃子、筍の煮物、メンマがおせち。他に、ドラッグストアで買った100円蒲鉾とハム。
餃子、筍の煮物、メンマは宇都宮のラーメン店「あたりばち」で出しているもの。メンマは薄味でいくらでもいける。今度訊いてみるけど、自家製じゃないのかなぁ。餃子も濃厚な味で、北海道からも注文があるらしい。「北海道から300個注文があったので、店は昨日で年内営業は閉めたんですれど、今日も店に行って餃子作らなくちゃいけないんです」と言って出かけていったのが30日だったかな。
北海道だと、冷凍で送る送料もかなりのものだろうに。すごいファンがいるんだなあ。

そんなおせちと、屠蘇散を入れられなかった日本酒生酒(これもいただきもの)を朝から飲みながら録画してある箱根駅伝中継を追っかけ再生で全部見る。
元日のニューイヤー駅伝も含めて、三が日連日、駅伝を最初から最後まで見ているわけで、平和だわ。
欧米が異常な社会状況になっているなかで、いつもの正月通りにテレビで駅伝を1日中見ているこの空気が、なんとも不思議というか不気味というか……。

↑これを異常と言わずしてなんと言おうか。ザックリとだが、欧米の白人種が突出して標的にされているような……

普通には考えられないような「変なこと」が世界中で進行している。 それに反応して、制御不能な事態がエスカレートしている。これは確かなこと。
それについて、もはやああだこうだと推理したり、意見したりしても、事態は変わらない。この段階まで来ると、あとは個人レベルで自衛するしかないなあ、と、完全に諦めの境地。

★ピンとこない人は⇒このブログで紹介されているドイツ在住の日本人女性からの長い手紙をぜひ読んでみてほしい。コメント欄にある「ポテ子」さんという、やはりドイツ在住の日本人女性の報告も合わせてぜひ!

歴史を振り返っても、一度動き出した社会の変化は、とことん壊れるまで突き進む。それを阻止できた例はまずない。
で、これ(アレ?)が時限爆弾だったりすると、世の中が気がついたときはもう遅くて、「時を戻そう」としても無理。

「瞞された!」「ふざけんな!」と、自暴自棄になった人たちがさらなる恐ろしい事態を引き起こすのでは……というのが、今いちばん懸念していること。
そうなってもせめて自分は発狂しないように、お笑い番組や駅伝中継を見て気を紛らすのも「自衛策」かな?

箱根駅伝の違和感と安堵感

今年の箱根駅伝は、青山学院が3区でトップに立つと、そのまま最後まで行ってしまった。ぶっちぎりの優勝。
ものすごいドラマはなかった。
そんな中で感じた違和感がいくつかある。
まずは、「まもなく箱根駅伝」とかの事前番組やスタート前の煽りパートで、去年の駒澤大学の大逆転優勝シーンがまったく映し出されず音声のみだったこと。
もういいじゃないか。女の子と遊んだというだけで抹殺された若者のことを思うだけで気が滅入る。

駿河台大学の徳本監督と、元教師(箱根駅伝に出るために2年間の休職を申し出て母校に編入学)とその教え子の襷リレーがやたらクローズアップされ、レース前から盛り上げられていたのが、なんか日ハムのビッグボス報道と重なって、これもちょっと、なんだかなぁ、だった。
その「期待されたドラマ」に巻き込まれた5区の永井選手が、事前のインタビューシーンなどで終始浮かない顔、というか「醒めた顔」で言葉を選びながら話していたのが印象に残った。
で、実際には、駿河台は大きく取り上げられた4区、5区ともに区間ビリ。
4区は1位から5分40秒遅れ、19位からも2分21秒遅れ。5区は1位から6分26秒遅れ、19位からも1分9秒遅れで、断トツのビリ。これで19位の専修大学との差は2分26秒の大差。もはや総合ビリも確定かと思われた。
しかし、翌日6区山下りでは、小泉謙が1位とわずか25秒遅れの区間3位で19位の専修大との差を詰めた。
その後、最終10区の阪本大貴が区間7位で頑張り、専修大を逆転して総合19位、復路15位。復路の選手たちの頑張りがなければ、繰り上げスタートにならずに襷がつながったという「いい話」にはならなかったわけだが、復路の選手たちのことは全然触れてもらえない。これも報道バイアスの1つ。
レース後、徳本監督は、4区、5区は事前に騒がれた「師弟リレー」を意識した配置で、「5区の永井が山登りに向いているかどうかは分からないまま起用した。可哀想だった」と漏らしている。まぁ、大学の名前をPRするための策としては大正解だったし、責められないだろう。

「敵」の姿が見えない「Medicine War」

唯一ちょっとホッとしたのは、沿道の応援が復活していたこと。これでいい。
メディアがどれだけ煽っても、人びとは心のどこかで「もういいじゃん。誰も死んでないし」と思っている。穏やかに事態につき合って、なんとなく欲求に正直に動き始めている。それでいい。
しかし、みんなマスクして、声を出さない。こういうところが日本なんだろうな。
この「従順さ」や「同調圧力への順応」が違和感でもあるけど、欧米のように「施設に強制隔離する」とか「罰金だ」とか「職場に出入りさせない」なんていう狂気よりは少し安心できる。日本は欧米の真似ばかりだが、あそこまで狂わず、このままゆる~く推移していけば、なんとかなるのかもしれない。
しかし、何事もなく、このまま緩やかに事が進んでくれるのだろうか?

埼玉県弁護士会が⇒こういう「会長声明および決議書・意見書」を出したのは昨年の10月13日のこと。
他にも神奈川県弁護士会、兵庫県弁護士会なども同様の声明を出している。
医師たちも声をあげている。 しかし、こういうことをマスメディアは報道しない。テレビと新聞しか見ていない人たちは、今でもアレが絶対的に「よきもの」「正しい選択」だと思っている。疑うことをしない。そんな時間も余裕もないのだろう。

2年前、1年前とは状況、情報が全然違ってきている。私自身、当初思っていたのとは違っているようだと知って、考え方をどんどん修正している。当初、信頼できるなと思っていた医師が、あまりにも追い込まれ、振り回されているうちに、どんどん視野が狭まっていき、先入観から抜け出せず、凝り固まっていく様子を見てガックリきている。一度思い込むと、修正どころか、どんどん意固地になる人が多い。正しいと信じて行動している医師たちも、状況をしっかり俯瞰できていないように思える。
そういう「いっぱいいっぱい」になっている医師と、利益集団・業界癒着の金と保身でのみ動く「専門家」しかメディアに登場しない。
本当にメディアの罪は大きい。戦前、戦時中の罪をまた繰り返している。自分たちが情けないことをしていると分かって行動しているメディア人は少なくて、ほとんどは正義だと信じてやっているらしい、というところがまた絶望的だ。

分からないことは分からない、と言わなければいけない。なんで断言できるの? おかしいことはおかしいと言わなければいけない。それが医療者や政治家のつとめでしょ。命がかかっている問題なのに、なんでそこまで無責任になれるの? 

日本でのアレの接種率はもはや世界一に近いし、数年後どうなっているのか分からない。いや、今もすでにいっぱいアレのせいで大変なことになっているのに、メディアがひたすら隠している。言葉刈りや「もの言えば唇寒し」の社会はどんどんエスカレートして、正常化する気配はない。

周囲で知人・友人が急死したり、病気で入院したりするたびに、まさかアレのせいでは……と考えてしまうのがうざったい。
「敵」の姿が見えない「Medicine War」が世界中で起きている。敵が見えないというより、そもそも「敵」は存在するのかも分からない。

数年後、「あのときの大騒ぎは何だったんだろうね」と言い合える社会であればいいのだけれど。
あとはただ、祈るしかないかな。

           


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