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のぼみ~日記 2022

ウッドJAZZカフェまでの道のり


先日、このルート↑を通り、涼風号MarkIIでウッドJAZZカフェまで行ってみた。
思ったほどは大変じゃなかった。片道6km弱か。
天気のいい土曜日だったので、少し遠くまで……と思って進んでいくうちに、ん? ここを左に行けばウッドJAZZカフェに行けるんじゃないかな……と思い立ち、バイパスを横断して行ってみたのだ。
場所と距離を確認するだけのつもりだったが、せっかくここまで来たんだし……と、中に入ってみたら、常連さんが何人か集まっていて、セッションをしようかという感じの空気だった。
自転車で来ていたので、まっ暗になる前に引き上げたが、音楽をやる人たちと会って話をするだけでも元気になる。そういうのがなくなってもう5年くらいになるだろうか。
冬は日が短いから帰りが厳しいけれど、夏場ならEWI担いでお散歩がてら行ってみることもできるかな。
あとは、雨の日にラパンで行くとかかな。

それから1週間、またああいう場所で初めて会う人と一緒にジャムセッションとかできる日が来るのだろうかと想像してみる。
最後にDaddy's Cafeでセッションしたのは2015年くらいかもしれない。
もう7年も前のことか……。

この後、「またよろしくお願いします」と言ったら、「あなたはそういうレベルじゃない。へたくそとは一緒にやらない」なんて言われて、結構落ち込んで、次第に遠ざかったような気もする。
まあ、確かに粗すぎるよね。

別の人には「俺たちは『曲』をやりたくてここに来ているんだから……」と嫌みっぽく言われたこともある。
え? ジャムセッションって、そういうのとはちょっと違うと思っていたけど、ブラバンのクラブ活動の延長みたいなものだったの?
……と、このときも結構萎えてしまった。

楽しくセッションするためには、最低限の演奏技術が必要なわけで、それを無視して図々しく出ていくといろいろ言われたり、言われなくても態度の中にそういうのを読み取れたりして、ストレスが溜まる。
助手さんからも「あなた、Daddy's Cafeから戻ってくると必ず不機嫌な顔をしているわね。楽しめないのになぜ行くの?」なんて言われたり……。

まあ、そういうのって、学校の部活動なんかでもよくあるだろうし、どんな場面、レベルでも必ずあるよね。

思い起こせば、20代後半、プロとして演奏していた短い期間でもそういう日々が続いていた。ライブが好きではなかった。生演奏よりも、自分の曲をしっかりレコーディングしたかった。特に、人の曲(他人が書いた曲)を演奏するのがいやだった。自分が書いた曲でもないのに、なぜ俺が演奏しなきゃいけないんだ。そんなのうまい人がやればいいじゃないか……と思う。
要するにプレイヤーではないのよね。

でも、歳をとって、いろんなことを少しずつ捨てていくしかない今は、納得できる曲も作れなくなり、演奏能力も落ちていくばかり。
自分のために……という気持ちだけでは何も続かない。

25年前のギターエフェクター

もしもまた、少人数でも聴衆がいる場所で演奏することがあったとしたら、今の自分はどの程度のことができるのだろうか。
そういうことはもうないだろうと思って、生演奏用のエフェクター類はほとんど売り飛ばしてしまった。
骨ギターをアンプにつないで音を出すにはエフェクターを噛ませないといけないし、松子はプリアンプ内蔵ではないので、プリアンプ+エフェクターを噛ませないと音が出ない。
大昔に買ったZOOMのエフェクターで、これはもう値段もつかないし……と思って売りには出さなかったやつがどこかにあるはず……と思いだし、1週間あちこち捜していたのだが出てこなかった。
それが、今日、ようやく天井裏倉庫のガラクタの下から発掘できた。
そう、これこれ。
KAMUNAの初期にはコンサートのときはこれを使っていたのよね。

右がずっと捜していたZOOMの「504 Acoustic」というプリアンプ内蔵のエフェクター。
左はプリアンプのみのFishmanの製品
松子はピエゾピックアップのみをつけていて、ボディにプリアンプを内蔵させていない。質の悪いプリアンプを通すくらいなら外部プリアンプをつないだほうがずっと使い勝手もいいだろうということで、敢えて「プリアンプはつけないでピックアップのみ」と注文したのだった。
ピエゾピックアップからの出力をそのままアンプに通すと、レコードプレイヤーの出力をそのままauxにぶち込んだときのような高音ガリガリ、低音全然出ないという変な音になる。それを矯正するためのプリアンプとして、松子完成後すぐに購入したのがFishmanの9V乾電池専用プリアンプだった(上写真左側の汚れたやつ)。
これは大変優秀で、ノイズは皆無、音の癖も一切なく、松子の原音(生音)に近い音質で出力してくれる。
AC電源入力もついてない。つまみはボリュームと高音/低音のシンプルなイコライザーのみ。ただの箱。それゆえの高音質なんだろう。
KAMUNAのアルバム録音のときは必ず使っていた。コンサートでも、PAミキサーに直接ぶちこんで外部リバーブをかけるときはこれを使った。

30年経過して、結局のところ、音質重視でいくならこの2台があればOKだし、それ以上の音質は得られないということを再確認している次第。
この後もZOOMの504Ⅱ ACOUSTIC(2000年)、ACOUSTIC EFFECTS PEDAL A2.1u(2005年)、Pre-Amp & Effects for Acoustic Guitar A3(2013年)など、次々に試してみたのだが、どれも音質がデジタル臭すぎて気に入らず、売り飛ばしてしまった。
新しい製品になるたびに音が痩せてギスギスした感じになる。504 Acousticもエフェクト部分はデジタル処理なのでまろやかさはないが、それでも後発の製品群よりも音が太くて迫力がある。

さて、これを再び人前で使う機会はあるのだろうか?

↑このグレーの小さなミキサーは、たしか上智の同期生(法学部)の浅野目くんから「もう使わないのであげる」と言われ、もらったもの。大学の卒業式後だったかなあ。社会人になって、もう使うこともないから……と。
こんなちっちゃな玩具みたいなミキサー、音質も頼りなさそうだし、いらんわと思ったのだが、「小さいから邪魔にならないでしょ」と押しつけられた。
ほとんど使うことなく埋もれていたが、今になって掘り起こして使っている。ミキサーというよりはオーディオアンプへの入力分岐として。
YAMAHAのn12を使わなくなっているので、片づけようと思っているのだが、なかなか気力がわかない。n12は、MacがOSをバージョンアップしたらオーディオインターフェイス部分が対応しなくなったまま使えないので、今は完全にただのオブジェになっている。




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