2023/03/11
アホなパンク
花粉が飛び交う中、風はそれほど強くなかったので、涼風号MarkIIでお散歩。
城山の登山道って、涼風号MarkIIで登れないかな……と思って登り始めたのが運のつき。
しばらくは順調に登っていたのだが、ガツンと強い衝撃。岩を踏んだらしい。で、前輪パンク。

あ~、やめときゃよかった。馬鹿だな~もう~。
瞬間パンク修理剤を吹き込んだがダメ。あれは使っちゃいけないと言われているんだけど、どうしても「もしかしたら」って思っちゃうところが、やっぱり馬鹿。

結局、諦めて助手さんに救援依頼。
フロントガラスを花粉で真っ白(薄黄色?)にしたままやってきたプジョーに涼風号MarkIIを積んで帰宅。
家に戻って確認すると、ガッツリ蛇噛みパンクしている。
パッチ修理を諦めて、さっさとAmazonでチューブをポチした。

着けていたのはMTB用の26×1.95というぶっといタイヤ。これに合うチューブでパンクしにくい厚手のやつを注文

2023/03/12
パンクだけではなかった

翌日、チューブが届いたのでさっそく入れ替えた。
しかし、装着してみると、なんかおかしい。まともにタイヤが回転せず、ギシギシいう。どうやらホイールにもダメージを与えてしまったようだ。歪んでいるようには見えないのだが、車軸のベアリングが傷んでしまったのだろうか。
諦めてホイールも交換することにしたが、今度は適合するホイールが見つからない。
涼風号MarkIIは製造1年くらいで終了してしまった「プレジア」という「アクティブな女性のために」とか謳っている変なモデルなのだ。
女性をターゲットにとかいいながら、フレームもタイヤもゴツい。タイヤはママチャリ用やロードレーサーなどのWOという規格ではなく、MTBなどに採用されているHEという規格のようで、ホイールには26×1.50HEと書いてある。
しかし、MTB用のホイールは写真を見る限り、車軸のあたりがどうも違っているようだ。車軸が短いのだ。MTBは前籠なんてつけないからなあ。
悩んだ末に、これならいけるかも、というのが1つだけ見つかったのだが、どう見てもチャチで、今までのホイールのようなしっかり感がない。
アサヒサイクル アサヒサイクル アルミ26インチ フロントホイール XFSP6 5100円
それでも、「 MTBからシティバイクまで幅広い守備範囲をカバーしたモデルです。サイズ:26x1.50」とあるので、サイズ表示がWO規格ではなくHE規格の形式だし、これならとにかく取り付けはできるだろうということでポチした。
ついでに、タイヤも今までの1.95より少し細い1.75のオフロードっぽいやつをポチした。
シンコー オフロードタイヤ HE SR046 14227 ブラック 26×1.75 1642円
ホイールが1.5なのだから、そこに1.95のタイヤを着けていることがそもそも間違いなのだよなあ。
2023/03/13

今日は買い物に行く日になってたんだけど、午前中から昼にかけて大雨。
いつもは昼前に出て、さがみやで寿司を買って帰り、遅めの昼食なのだが、冷凍してあったあたりばちラーメンで昼食をとり、雨が上がってから買い物へ。
外食というものを一切しなくなって3年以上経つかしら。でも、あたりばちラーメンをこうしてくらうことの幸福よ。そのへんのラーメン屋で食うより美味い。ありがたやありがたや。
カワチでおかめ納豆(50g)が3個パック64円だったので6パックくらい買った。その後、さがみやでは同じものが92円だったかな。さがみやはシルバー割引きも5%から3%になってしまい、あらゆるものが値上がり。品数も減っている。
じわじわ来るなあ。
イトーヨーカドーがあちこちで閉店らしいし、この界隈でもスーパーの閉店とか出てくるんだろうか。
そういえば今日って
「マスクは任意、から、超任意へ」の日だったなと思い、3軒回った店で店内を見渡してみたけど、店員も客も相変わらず全員マスクしてた。
なんともシュールな世界になってしまった。
でもこれは小説の世界ではないのよね。現実世界……現世。
現世がどんどん嘘っぽくなっていく。
それでも都会では結構マスク警察みたいなのがあったらしいけれど、当地ではマスクしていないことを咎められたりしたことは一度もない。
そういう土地で暮らしていることの幸運と幸福を改めて感じる。
もう都会では暮らせないな。
出かけるのも嫌だ。
なんでこんなことになってしまったのかなあ……。
2023/03/14
ミニ自転車

涼風号MarkIIが修理待ち(明日、ホイールが届く)なので、ものすごく久しぶりに(何年ぶりだろう)折りたたみ自転車を出してきた。袋から出して「あれ? 白かったんだっけ?」と思うくらい忘れている。
6段変速だけど、アシストなしだから、ちょっとした坂道でもきつい。降りて押したほうがずっと楽。
帰ってきたときは汗びっしょり。まあ、短い時間で運動したい場合はよいわね。

なかなかお洒落な……?

いつ買ったんだっけ、と、注文履歴を検索したら、2016年7月だった。13000円のところを割引きセールで9750円。


まだ蕾も膨らんでいない地蔵桜まで行ってみた。後ろは梅

桜地蔵。手が欠損していることを改めて確認。だいぶ前からだったみたいだけれど、あまり気にしたことがなかった。合掌していたのか、何か珠みたいなものを持っていたのか。

自転車を見下ろす角度で


倒れていた地蔵が起こされていた

光背が折れて修繕されていたのも気づかなかったな
2023/03/15
復活涼風号MarkII

ポチしたホイールとタイヤが届くはずなので、それを待ちながらとりあえず組み込んだ前輪を外してチューブも取りだした

バラして5分後くらいにクロネコが届けてくれた。ホイールだけ入っていた段ボールがトンデモな大きさで、何事かと思った。自転車を入れる箱かな。助手さん曰く「宅急便のサイズではないわね。ヤマト便になりそう」。
Amazonだと特別扱いなんだろう。

取り寄せたホイールは26×1.50で「MTBからシティバイクまで幅広い守備範囲をカバーしたモデル」ということだったが、車軸のボルトが今までのものより細かった。まあ、太くてフロントホークにつかないよりはマシか。若干不安を抱えつつ取り付け完了。
軸のベアリングはあまりスムーズに回らないが、タイヤを組み込んで涼風号MarkIIに取り付けたところ、むしろ今までより軽くなった感じ。
エージングというか、乗っているうちにスムーズに回るようになるのかも。
左は今までのホイール。これのほうが絶対に丈夫で高価なものだろうけど、車軸がイカれてしまった以上、どうしようもない。
今度のホイールはアルミ製のにした。軽量化ができたけれど、強度はちょっと不安。まあ、城山登山しようとか思わなければいいのか。

ついでにタイヤも1.95から1.75の太さのものに交換した。
これは大正解だった。ホイールへの取り付けも1.95のより無理がない感じだし。
左が今まで履いていたタイヤ(26×1.95)。右が今回取り寄せたタイヤで26×1.75。
ちょうどいい太さと凸の感じ。後輪もそのうち替えるかもしれないから、スペアも買っておこうかな。
組み込んだ後、7kmほどオフロードや坂道も含めて走ってみたけど、特に問題なし。今までより少し軽くなった感じ。
これでひとつストレスの種が消えたかな。
パナソニックのプレジアというモデルはやっぱり面白い。「アクティブな女性のために」という触れ込みだったけど、迷子の……いや、「こじらせた」爺にもピッタリだわ。
買い物カゴと荷台は必須。タイヤはオフロードも走れるようにゴツく。でも、ロードレーサーみたいにしょっちゅうメンテしてないといけないような趣味性は求めない。ひたすら丈夫で面倒じゃないのがいい。とはいえ、昔の新聞配達の自転車みたいなのとかは楽しくない。
……そういう要求に応えてくれる唯一のモデルだったのかもしれない。
プジョー、ラパン、涼風号MarkIIは、人生最後の乗り物なんだと思う。
これに代わるものが見つからない。
- プジョー⇒307SW(2006年製の記念モデル、2016年に10年落ちの中古車を37万5000円で購入。初代モデルの最終形)。この性能と使いやすさを実現する車を買い換えるだけの予算がもはやない。その前のプジョーが2001年初年度登録だったから、もう20年以上プジョー307(初代)に乗り続けていることになる。
- ラパン⇒バングラデシュ人の店で17万円で売られていた初代モデル(初年度登録2008年)で、いちばん安いGグレードの4WD。所詮はゲタ代わりの軽自動車。燃費は悪いが、バランスのよさという点で、これ以上のものが見つからない。長距離を走るわけではないので、これで十分。
- 涼風号MarkII⇒2014年に新品で購入。その後すぐに製造終了となり、現在、こういうモデルが他に存在しない。
この3台は、よほど大破したりしない限りは、修理しながら乗り続けることになるだろう。自分の身体がダメになるほうが先かな。
まあ、世界がもう、相当危ういことになっているし、今までの常識や感覚での生活道具は、このへんで打ち止めなんだな。

(まえがき より)