2023/05/05
連休後半のお散歩
連休も残り3日。最終日の日曜は一日中雨らしいので、お散歩はできそうもない。
結構遠くまで来てみたが、シュレスキューはなし。
2023/05/06
渡良瀬遊水池でコウノトリが子育て中だそうで、その巣をリアルタイム中継しているYouTubeチャンネルがあるということをU字工事の番組で知った
田圃の中の道をフラフラと走っていくうちに、見覚えのある神社の前に出た。あ~、ぐるぐる巻き狛犬のいる星宮神社か。
日記を遡って検索したら、
最初に来たのは2012年1月30日だったようだ。
そのときの日記⇒こちら。
↑2012年1月に訪問したときの写真。このときはまだ涼風号がMarkIIではなく、初号機だったのだな
一度素通りしたが、戻って、やっぱり挨拶しておくことに
ほんとに変わってるよなあ
これが吽ではなく阿像のほう
真横から見ると口がくり抜かれている
これが吽像のほう
阿像、吽像ともに、尾がぐるぐる巻で、上から見ると隙間がある
水が溜まらないようにかな
真後ろから見たところ
この狛犬の作者と
同一人物が彫ったと思われる狛犬が栃木県内にあと2対確認できている。
そのうちの1対は
高松白山神社の狛犬で、台座には明治31(1898)年の年号があるので、この狛犬も明治期のものに間違いない。
↑高松白山神社の狛犬。同じ作者であることは間違いない
↑高松白山神社の狛犬の台座。明治31(1898)年8月と読み取れる
こちらは江戸期と思われる社殿前の狛犬
盗難が心配なのだが、まだ無事だった
阿像にも吽像にも頭に突起があるのだが、角なのか宝珠なのかよく分からない。どっちも宝珠のつもりかもしれない
年号のところが削れていて読み取れない。「……戌十一月吉日」は読めるのだが……
下に「戌」がつく干支は12年に1度回ってくる。1700年代以降だと、
- 1706年 宝永3年 丙戌
- 1718年 享保3年 戊戌
- 1731年 享保16年 辛亥
- 1742年 寛保2年 壬戌
- 1754年 宝歴4年 甲戌
- 1766年 明和3年 丙戌
- 1778年 安永7年 戊戌
- 1790年 寛政2年 庚戌
- 1802年 享和2年 壬戌
- 1814年 文化11年 甲戌
- 1826年 文政9年 丙戌
- 1838年 天保9年 戊戌
- 1850年 嘉永3年 庚戌
- 1862年 文久2年 壬戌
- 1874年 明治7年 甲戌
……だが、さすがにこれでは見当がつかない。せめてもう1字読めていたらいいのだが。
勘としては、安永7(1778)年~天保9(1838)年くらいかなあ。そのあたりの年号の石仏とかもこのへんには多いので。
医師の白さと脆さの感じが、根室高龗神社の狛犬に共通している感じもする↓
↑根室高龗神社の狛犬。やはり白い石で、脆い
境内の感じ
フジの花が真っ盛り
あちこちで藤の花が咲いている。連休あけに加須に大藤棚でも見に行こうかと思ったのだが、加須あたりだともう散り始めているだろうし、人工的な藤棚よりこういうほうが美しいか……と
家に戻る寸前に出会った小さな長毛種のネコ。小さいのだが子ネコではない感じ。まったく逃げないので、飼われているのだろう
↑以上、まとめ動画
小説・神の鑿 ─高遠石工・小松利平の生涯─
「神の鑿」石工三代記の祖・小松利平の生涯を小説化。江戸末期~明治にかけての激動期を、石工や百姓たち「庶民」はどう生き抜いたのか? 守屋貞治、渋谷藤兵衛、藤森吉弥ら、実在の高遠石工や、修那羅大天武こと望月留次郎、白河藩最後の藩主で江戸老中だった阿部正外らも登場。いわゆる「司馬史観」「明治礼賛」に対する「庶民の目から見た反論」としての試みも。
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このページの写真はSONYのHX-90Vで撮ってます。たくきのカメラガイドは⇒こちら