2025/02/05
ちょこちょこ改定中

『狛犬ガイドブック2 狛犬の歴史と種類』は、細かな間違いなどが見つかってちょこちょこ直している。
カバーも結局、マット加工(ツルツルしていないコーティング加工)にした。違いが分かるかと思って2冊並べて写真に撮ってみたけれど、分からないわね、これでは。
ツルツル加工のほうが本が長持ちするような気もするのだけれど、ツルツルだとなんか安っぽく見えたりもして……?
体重

電池切れで10年以上動かないままだった体重計を使うためにボタン電池を買った。米の重さを量るため。
米はJA直売所で買った「玄米10kgを精米」の袋が8.9kg、スーパーで買ったコシヒカリ10kgの袋が9.9kgだった。
で、10年ぶりくらいに体重を量ってみたら、記憶にあるのとほぼ同じだった。なんなら1kgくらい増えていたかもしれない。
歳取って痩せたとばかり思い込んでいたので、ちょっとガッカリした。このところ炭水化物いっぱい食っているからなあ。
炭素と水と化け物のかたまりだからな。炭水化物は。
2025/02/07
やる気が出ない
まだやる気が出ない。
何もせず、ボ~ッとしてたり、テレビ見たりするだけで楽になるのならいいのだけれど、逆に精神的に追い込まれる。
やっかいだわ。こういうのも老化の一種なんだろうな。
世の中を相手にしないのなら、とことん自分の価値観を追求して、音楽だけやる、ということも考えられる。
でも、いちばんキツいんだよなあ。音楽を作る力がいちばん落ちているのをひしひしと感じるから。
いやいや、甘いんじゃないか? 追い込めばまだいろいろできるんじゃないか?
プレイヤーではない。クリエイターだろ。メロディメイカーなんだろ? だったら
EWIとギターだけで十分じゃないか。
結局のところ、覚悟が足りないだけじゃないか、という結論に達する。
2025/02/09
6年前の読書と如意輪観音

FBもたまにはいいことをする。6年前を振り返りましょうと出してきたこれらの画像。すっかり忘れていたけれど、読み返すと、小説版『神の鑿』を書く際の参考図書として買い求めて読んだものだった。
道端の如意輪観音を見る目がこの本に出会ってからすっかり変わった。

こうした庶民の信仰心を破壊したのが明治新政府による神仏習合や国家神道政策だった。
廃仏毀釈が起きて、その後、庶民の間に本来の石造文化がなんとか戻るまでにはかなりの時間がかかった。ようやく戻ったかと思ったら戦争へまっしぐらで、狛犬は一気に没個性化……という流れ。

今ふたたびそうした危機(文化の画一化と情報コントロールによる誤った世界観の洗脳)を迎えている現代社会。
魂を見つめて石を彫った人たちの心に学ばないと。
狛犬や石仏が教える真の日本史。


女人講は寺の観音の縁日が18日であることに遠慮して19日に密かに観音講を営んだので「十九夜講」といわれた……

85歳没。明治41(1908)年生まれのかたなのか……

「自然界の謎を石が背負っているように、人間の心の謎を石が背負っている」……まさに!
それを感じさせない仏像や狛犬には魅力を感じない

「石仏研究も宗教民族学の立場を持たなければ、単なる遊び、それもカメラいじりのお遊びになってしまう」 ←「狛犬研究も……」同じ。激しく同調すると同時に、肝に銘じたい言葉だ

『真・日本史(3) -馬鹿が作った明治』
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7年後に小惑星が地球に衝突するかもしれない?
去年末に発見された小惑星が、現時点で2032年12月22日に2.2%の確率で地球に衝突するおそれがあるという推定をESA=ヨーロッパ宇宙機関が発表……(NHKニュース 2025年2月9日)
2.2%というのは約45分の1で、結構な確率だ。
45人いるクラスで、どうしても嫌な役割を選ばなければいけない。しょうがないからくじ引きで決めよう……となって、自分がそれに当たってしまう確率と同じ……と考えたら、その確率で小惑星が地球に衝突するというのはオッソロシイ話ではないか。
この小惑星の大きさは直径40メートルから90メートルだそうで、この大きさの小惑星が地球に衝突するのはおよそ数千年に1度の割合だとか。
「この小惑星を観察できるのは今年5月初めごろまでで、次に観測できるようになるのは2028年半ばごろになり、その間は情報が得られない」というのも、オイオイオイと言いたくなる。
次に観測できるようになる3年後に、いきなり「衝突確率は22%に上がった」なんてことになっていたら、そのとき初めて大騒ぎになるのかな。
まぁ、「確率としては」、次に観察できるようになる3年後にはほぼ0%になっている、という線が強いんだろうけれど。
2025/02/10
都道府県別の人口
FBで都道府県別の人口ランキングを見た。
普段抱いているイメージとはだいぶ違っていた。
- 大阪より神奈川のほうが人口が多くて、1000万人に迫っている。
- 東京と神奈川を合わせた人口は2318.5万人で、大阪と兵庫を合わせた1425.6万人の1.6倍以上ある。
- 沖縄県が145.9万人/25位で、意外と多い。
- 島根と鳥取がビリ争いで、両県合わせても121.9万人で沖縄県や青森県1県に及ばない。
- 滋賀県はびわ湖が占めている分、人が少ないのかと思いきや、141.2万人/26位で、四国の徳島と高知2県を合わせたよりもちょっとだけ多い。
ちなみに栃木県は193.2万人/18位で、思ったより上位だった。
さらに調べたら、
2010年の福島県の人口は202.9万人で、栃木県の200.8万人より多かったが、現在は183.0万人で193.2万人の栃木県に抜かれている。
栃木県は人口がそこそこ多いほうだと分かったが、我が日光市はどうなんだろう。
全国1741市区町村の人口密度ランキングを見てみた。
日光市の面積は全国第3位である。
- 1 岐阜県 高山市 2,177.61km²
- 2 静岡県 浜松市 1,558.06km²
- 3 栃木県 日光市 1,449.83km²
- 4 北海道 北見市 1,427.41km²
- 5 静岡県 静岡市 1,411.90km²
一方で、人口密度だと54.12人/km²で1301位。1741のうちの1301位だから、相当低い。
ちなみに1位は東京都豊島区で、23,150.27人/km²。日光市は豊島区の0.0023しかない。豊島区で1万人集まっている場所に、日光市だと23人しかいないという割合。
住みやすいはずだわ。
買い物に行くたびにドヨ~ンとする
今日は買い出しに。
コメリで灯油6缶買ったら軽く1万円超えた。
帰ってきてから調べたら、栃木県の灯油価格は全国平均より高かった。なんで? 海から遠いから?

リッター128円……少し前のガソリンの価格じゃないのかね。その頃、灯油は78円くらいだった。あっという間に1.5倍以上に上がっている。どこまで円安を許しておくのか……とんでもないよなあ。
スーパーではついに米10kgが7000円超。食い物すべてが高くて、助手さん、ついに得体の知れない安いハンバーグに手を出す。貧~しさに~負けた~♪ の気分。
50年前の学生時代、家庭教師のバイトで最高額は1回(2時間程度)で1万5000円だった。それは別格だったと思うけれど、その後も1回1万円以下ではやらなかった。
今の学生バイトも、単価は50年前とあまり変わっていないんじゃないだろうか。でも、物価は何倍にもなっている。それだけ日本は貧しい国になってしまった。暴動が起きないのが不思議。
50年前、自分の車を持っている大学生も結構いて、ドライブデートを楽しんでいた。冬はゾロゾロとスキーに行って、スキー場は大混雑だった。ユーミンの曲にはその時代の空気感がよく表れている。『中央フリーウェイ』とか『カンナ8号線』とか『恋人はサンタクロース』とか……。
今は車を持つどころか、免許を取ることも難しい。
学資ローンの返済に追われて結婚どころじゃない、という20代、30代も少なくないという。
こういう世の中を作ってしまったのが我々バブル世代以降の大人たち。
いつまでもアメリカに貢いでいればなんとかなると思っているようなバカどもに引退していただかないと、ほんとにこの国は終わってしまうよ。
『狛犬ガイドブック Vol.2 狛犬の歴史と種類』
平安時代後期に始まった
公家狛犬(獅子・狛犬)から、武家狛犬~民間狛犬(旦那狛犬、村狛犬の併存)~護国狛犬、という流れを約450点のカラー写真画像を使って易しく、具体的に紹介する、ちょっと細かい(?)狛犬入門書。
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