2025/10/16
活字文化の行方
今朝、起きる前に頭の中に渦巻いていたことを、先日の
「文芸と戦争」の最後に追加した。
凡太: ぼくたちは、何か書いたり発言したりしただけで特高に捕まって虐待されるような時代に生まれなくてよかったです。
イシ: まあ、そうなんだけどね。今の日本は戦前の社会に似てきている。虐殺されたりはしなくても、マスメディアの中での「あいつは出すな」「あいつには書かせるな」というブラックリストは存在しているだろうし、露骨な排除と気づかれない程度のシャドウバン(ネットへの投稿が目立たなくなるような処置)やメディアの権力側への忖度はどんどんひどくなっている。
文芸に関しては、そもそも文章を読む人が激減したしね。スマホの画面に収まらないような長さの文章は読まないようになったし、社会問題を扱うような小説も激減した。『放浪記』や『麦と兵隊』が売れた時代とはまったく違う。
テレビドラマや娯楽番組の忖度や暗黙の自己規制もひどい。政治家や政策を揶揄するようなお笑いネタはほぼ絶滅したし、そうした忖度や自己規制をうまくくぐり抜けた芸人やタレントだけが生き残り、成功する。
そうして自己規制のフィルターを通して提供される娯楽を消費している大衆も、知らないうちに生活の中に様々な忖度や自己規制を取り込んでしまう。
文芸や演芸というものの本質が変わってしまったと感じるよ。
納豆よ永遠なれ

納豆を冷凍保存している人が結構いることを知った。
冷凍はしたことなかった。冷凍庫の容量では収まりきらないから。
ちなみに、納豆、豆腐、キムチ、米、薬専用の冷蔵庫があって、そこに入れてる。いっぱい入れているので、どうしても奥の方に古いのが忘れられて残るのよね。引っぱり出しながら日付を確認していると、早くドアを閉めろと冷蔵庫がピーピー警告音を鳴らすし。
冷蔵してカピカピになったやつでも平気でそのまま食ってるけど、ちょっと水を入れてレンジで10秒チンすればもっとうまくいけるのかな。
2025/10/17
大根とピーマン

春に蒔いた大根が今頃少しそれらしくなってきた。
周囲をもっと草刈りしたり、肥料をあげたりすればいいんだけど、まったくほったらかし。つくづくこういうのには向いていない。
近所の農家(実態は「元」農家かな)のおっさん曰く「畑を維持するためには毎朝1時間ははたらかなきゃならない。時給1200円だとしたら、どう考えても野菜は買ったほうが安い」
大規模機械化農園にでもしない限り、農業は事業としては成立しないってことか。

ピーマンはまだこれだけ採れる。苗で数株買っただけだから、結構優秀。
ズボラ苑も2年目になり、少しずつ、ものになる野菜とならない野菜が分かってきた。葉物はレタス以外は虫にやられて駄目。枝豆は早く蒔いても夏の暑さにやられてしまい駄目。ミニトマトは挿し木でどんどん増える。キュウリとナスも簡単。大根とジャガイモもそこそこいける。トウモロコシはわりに合わない。オクラはいけるけど、ニンジンはまったく駄目。サツマイモ、サトイモは手入れしてやらないと駄目。
2025/10/18


日付以外は10の倍数。日付が20日で、あと10分後だったらすべて20の倍数だった……
国立国会図書館よ永遠なれ


今日は親父の誕生日。1928年生まれだから、生きていたら97歳。90歳で亡くなったから、あれからもう7年も経つのか? と思うとドキッとする。そんなに経ったのか。
あたしは死んだ後に何が残せるか。死んだ後も現世へのメッセージがなんとか残るように、という微かな願いを持って毎日文章を書いている。
国会図書館で「真・日本史」シリーズがちゃんと検索できると確認できたので、今日もまた第五巻完成を目指してシコシコお勉強するのだわ。
助手さん曰く「それで、完成したの?」
バッカも~ン。歴史は今も動いている。完成なんてあるわけないじゃないか。
(本のほうは……まだ真珠湾攻撃も起きてないわ……)
あたしが死んだ後、Amazonでの販売はどうなるのだろうか。売上の振込先が消えても販売は続いてくれるといいんだが(Amazonが売上全部吸収してもいいから)。
国会図書館はいつまで存在するのか分からないけれど、戦前の資料とかもまだ残っていることだし、東京が壊滅するようなことがなければ存在し続けるだろう。国会図書館の中の紙の本1冊のほうが、Amazonよりも長く生き残るのか?
『真・日本史』シリーズも狛犬本も、日本だけでなく、欧米主要国で買える。アメリカやヨーロッパで、Amazonでポチするだけで数日後には本が届く。その点では、大手出版社が出している本より「ワールドワイド」なんだがな。問題は、誰もポチしないということだわね。
……で、ちなみにこの日記が今年90回目である。
いろいろ言われていた2025年も残すところわずか。このまま大きなことが起きずに年を越せるのかしらね。
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◆『真・日本史(1) -縄文時代~黒船来航まで-
1万年の平和を壊し続けた者たち』
◆『真・日本史(2) -幕末史「戊辰クーデター」の実相-
テロリストと欧米エリートが壊した「維新」』
◆『真・日本史(3) -馬鹿が作った明治-』
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